拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

アース様が着用していたシミーズ

2018-04-08 08:09:34 | 日記
「あーす」で思い浮かぶもの。マグマ大使を産んだアース様。電気製品についてるアース線(この二つの「アース」は「earth」で同義)。蚊取り線香のアース製薬。Tの花親方が役員室に入ったときの挨拶(それにしても、何を縮めると「あーす」になるんだろう?「あさもはやくからご苦労様でございます」とか)。ところで、アース様が産んだのはマグマ大使だけではなく、その妻モル、子ガムのいずれもアース様の作品である。人間の子のマモルを見て、マグマ大使とモルがアース様に「子供が欲しい」とおねだりをして作ってもらったのだ。つまり、ガムはマグマ大使とモルの間に生物学的に生まれた子ではない(その点は、「早く人間になりたい」の妖怪人間ベム、ベラ、ベロの家族も同様である)。しかし、そのことはこの親子の絆を損ねるものではまったくない(私とお嬢達の間にも生物学的つながりはないが、家族であることに変わりはない。日本の裁判所も、性転換をした夫の妻が産んだ子(夫との間に生物学的つながりはない)が夫の嫡出子であることを認めている)。ふと思った。マグマ大使達はロボットではなく「ロケット人間」である。人間だったら生殖能力があるのだろうか。否定説の論拠。あったら何もアース様にたのまなくても自分たちで子作りに励んだはずである。なかったからこそアース様に子供をねだった。肯定説の論拠その1。自分達で子作りとなると時間がかかる。アース様にねだったのは手っ取り早く子供が欲しかったから。その2。生殖能力はあるのだが、マグマ大使とモルの体格差がありすぎて現実問題として交接が無理。だからアース様にねだった。真相は薮の中である。そういえば、数年前にCSでマグマ大使を数十年ぶりに見たとき、アース様が以外に丸顔であったのに驚いた。それから、これは原作の漫画で描かれていたのであるが、アース様がアース様よりももっと偉い神様に一喝されて転んだとき、あの白装束の下にシミーズがちらっと描かれていて、子供達の間で「あっ、アース様がシミーズつけてる!」と話題になった。因みに、マグマ大使の最終回で、マグマ大使一家が向かうのはオリンポスの神々の元である。すなわち、アース様はギリシャ神話系の神様だったわけだ。