ありそうで、なかった(?)チャリ。スプリンター専用マシン。
スペシャライズドから、そんなモデルが出るそうです。
こちら
このスペシャのヴェンジ、もちろん1000Wを軽く超える(瞬時1500Wぐらいか?=約2馬力)スプリンターの大馬力を受け止める為、高い剛性を確保しているとありますが、驚くべきは、普通の乗り心地だともあります。
「普通の乗り心地」とはなんなのでしょうか?
普段の選手の出力は、大体300~400Wが多いです。一般の人は200W台でしょうか。
この200W台での乗り心地を犠牲にすることなく、1500Wの加速を実現させる。むろんスプリンターは、この1500Wでの加速に澱みがあろうものなら、使わないでしょう。
このヴェンジに乗るカヴェンディッシュが、第15ステージでも勝利!
今回は逃げの演技力が素晴らしく、粘る粘る。これを捕まえる為に、HTCトレインは、疲労困憊。…となると、アタッカーが色めきだちます。
スピードが落ちた集団から、アタック合戦。ジルベールも飛び出して、逃げを打ちます。
もおう、HTCはへろへろになりながらも、アタッカーを吸収。しかし、集団をイマイチ支配できずに最後の直線に。
HTCトレイン、完全に埋もれてます。
が、ここから、レンショーが、真ん中を切り裂き、先頭でカヴェを発射。でも、いつもと違って、ゴス、ペタッキなんかのマークが厳しいゾ。
でも、カヴェが鋭い加速。なんとか、後続を振り切り、勝利。
この展開だと、このヴェンジが実現している、スプリンターの加速が如何に重要かが、わかります。
あぁ、オイラも、カヴェの加速はなくとも、カヴェの気分だけは味わってみたいなぁ。
今日はここまで。