クロちゃん逝く

1月22日、夜10時頃、クロちゃんが息をひきとった。
まったく、あっけない最後でした。
最近、時々後ろ足がもつれることがあり、そのたびにマッサージをしていました。この日も家内がマッサージをし、落ち着いたので膝から降ろすと、お気に入りの寝床に入ったので、それっきり気にも留めていませんでした。　ほどなく娘が帰宅し、いつも通り全部のネコに「ただいま」の挨拶をしましたが、クロちゃんだけ反応がないので触ったところ、もうすでに息絶えていました。
まー大往生といえば大往生ですが、なんとも形容の仕様がない別れでした。　全く苦しまなかったのがせめてもの救いです。
16歳6ヶ月でした。　ネコエイズのキャリアーであることは確認してますし、年齢的にも免疫力は低下していたと思います。脚のもつれからクリプトコッカスも疑われますが、削痩はしてきたものの、食欲はあるし、目ヤニ、鼻水や血便なども全く見られないことから、老衰だろうと考えています。

この子はなかなかなつかず、抱いたり、お話したりできるようになるのに15年もかかりました。その分、この数年は濃密な時間を過ごしました。
今朝、真っ先にすり寄ってくるはずのクロちゃんの姿がなく、逝ってしまったことを実感し、無性に寂しく、悲しくなりました。



つい先達て撮影した「クロちゃん」です。　お気に入りのホワイトハウスにお収まっています。　これが遺影となってしまいました。



クロちゃん、たくさんの思い出をありがとう。　安らかに眠ってください。