とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

映画評『エリッククラプトン~12小節の人生~』

2019-01-05 10:35:40 | 映画評
 ザ・バンドの解散コンサートのドキュメンタリー映画『ラストワルツ』の中でロビーロバートソンが、ジミヘンドリリクスやジャニスジョプリンなどの若くして死んでいったロックスターを語り、自分はそんな風には生きられない。時代が変わったのだという内容のことを語っていた。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」もそういう内容の歌だった。「ロック」が人生そのものだった時代が1970年代には終焉を告げ、その後、「ロック」はビジネスになっていく。

 エリッククラプトンはその時代もまだ人生そのものが「ロック」だった。ドラッグや酒におぼれ、異常な言動があり、人々から遠ざかって行った。そんな暗い過去がこの映画では描かれる。

 しかし、クラプトンは再生する。人と付き合うのが苦手であったクラプトンがもう一度人間として人と接するようになれたのはやはり音楽があったからだ。つらい時期もクラプトンを見捨てなかった音楽の仲間がいたから、クラプトンは再生できた。

 クラプトンの人生は我々に勇気を与える。失敗してぼろぼろになっても、まだ再生できる。それが人間である。

 感動的ないい映画だった。
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