とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「TBSプライド」はどこにいったのか?(『下町ロケット』最終回)

2018-12-25 13:53:04 | TV
 『下町ロケット』はとてもいいドラマで、毎回楽しみにしていた。12月23日(日)は最終回であり、もちろん楽しみに待っていた。しかし期待外れであった。間に合わせの手抜き感がいたるところに出ていたからだ。

 本来最終回であったのにも関わらずお正月にスペシャル版が放送されるという話がネットで出ていた。おそらくこれがいけなかったのであろう。最終回なのにそれまでよりもドラマのつくりが雑になっていた。とってつけたようなセリフが多くなり、しかもセリフだけで話を進めて、展開がとぼしい。例えば第3者機関での性能テストにおけるトラック便の到着の場面はカットしてもいい。とってつけたようなものでしかなかった。あとから台本を変更したために、むりやり付け足した場面のような気がする。逆にトランスミッションの改良策を発見する場面はもっと丁寧に描いてよかったはずだ。しかし取り直す時間がなかったのであろう。だから段取りだけの演技になってしまっていた。そもそも23日で終わらせるはずのドラマをむりやり1回増やしたがために、さまざまな不具合が生じてしまったのだ。

 佃製作所はものづくりにプライドを持ち、命がけでものづくりをおこなっていた会社だった。だからこそみんな佃製作所を応援し、このドラマをみていたのである。ところが今回TBSは、視聴率稼ぎのためにものづくりの精神をおろそかにしてしまった。目先の利益のために本当に大切なものを見失ってしまったのである。どうせ人気のドラマだからみんな見るに決まっていると、視聴者を侮って、ばかにしているとしか思えない。これではドラマの中の帝国重工の神田正輝と同じではないか。

 これまでもさまざまな場面で感じていたのだが、TBSというテレビ局は視聴率のために自分勝手なことをしてしまう傾向があるような気がしてならない。プライドを持って番組作りをしてもらいたい。
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