とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

大人しくなる高校生とSNSの関係

2019-01-13 14:39:28 | 社会
 最近高校生が大人しくなっている。静かになったという意味ではない。逆に明るく元気になった。では「大人しくなった」というのはどういうことか。昔みたいに反抗的な生徒が急激に少なくなったのである。20年前はギラギラと教師に対して睨みつける生徒や、まったく教師の言うことなど聞く耳持たない生徒がたくさんいた。しかし最近はそういう生徒はほとんどいなくなった。みんな「いい子」なのである。おどろくほどの変化だ。

 なぜこうなったのか。私はSNSのせいではないかと考えている。

 普通の人間ならば、日常生活において、自分の欲求が満たされず不満を抱えている。そして多くの人間はそれをうまく処理できないでいた。自分でうまく処理できなければ、反抗したり無気力になるしかない。だからある意味において、高校生が反抗的だったり、無気力であったのはしょうがないことであったのだ。

 自らの不満を処理するには不満を吐き出す必要がある。穴に向かって「王様の耳はロバの耳」と叫ぶことでも少しは欲求不満が解消される。なんでもかんでもへらへらしゃべる人がいて、周りの人間は迷惑するのであるが、その人間だけは不満が解消されることになる。最近それがうまくできるようになった。それがSNSなのだ。

 高校生はSNSで毒を吐き、自分を解放しているのではないか。そしてそれが時にネットいじめになっている。

 そう考えると、問題が周囲に見えずらくなってしまい、実は逆に解決しずらい場所に移っていってしまったと考えることもできよう。はたしてこれはいいことなのかよく見極める必要があるように思われる。
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