( leave things ) up in the air

30代後半・既婚・ゲイ。仕事も家庭も人生も全てが中途半端な僕のろくでなしな日々。

またひとり、そして疑念

2006-11-18 | Weblog
Lさんと飲みに行こうねって決めていたのに、夕方になって
「ゴメン、まさる、今日どうしても駄目になっちゃった。家に早く帰らないと。また今度ね。」
と言われてしまった。
既婚者ならではの悩みとか相談したかったのに。

Kさんに会おうかと思ったら、
「今夜は残業で駄目」
なんだそうだ。
ここのとこ、4回に1回くらいの割合で予定が合わない。
今まではほとんどOKだったのに。
仕事忙しいのかな。
僕から見れば非現実の世界に住むKさんだけれど、しっかり現実を生きているんだなぁと思う。それに引き換え僕は・・・。

家でひとりでビールを飲む。
Lさんって奥さんとどんなセックスするんだろう。
感じちゃって声出したりするのかな。
妙なとこで会ってしまったりするけれどまさか仲間ってことはないよね。
でもだったらいいなぁ。
もしそうだったら、いいなぁ。
そんで、自分に興味示してくれたりしたら・・・・。
最高なのに。
ある意味Kさんよりも好都合だよな。お互い既婚者だし。
ヤル場所の確保に困るかもしれないか・・・。

・・・
何考えてんだろ、僕は。
鬼畜な考えしか浮かばない。

散歩に出る。まだ早い時間だから駅前には家路を急ぐ人たちが電車が来るごとにあふれてくる。
自然にKさんの家に足が向く。行ってもいるはずないのに。

Kさんにメールする。
「まだ仕事中。ごめんね。今夜は遅くなりそう。」
あっそう、残念。

それなのに歩くうちにKさんのマンションの前まで来てしまった。
見上げる最上階。
「あれ?」
電気がついてる。
誰もいないはずなのに。
一人暮らしのKさんの部屋。残業でいないはずなのに電気がついてる。
どういうこと?

なんとなくもやもやしたものが胸に広がる。
家族が来てるのかもしれないし、
家で仕事してるのかもしれない。
いろいろ考えられるじゃないか。

それとも
嘘つかれてるの?
やめよう、考えるのは。よくない。
僕は自分に言い聞かせた。