まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

もう3例目

2010-08-23 02:59:51 | 生老病死の倫理学
19日に2例目があったばかりですが、22日にもう3例目です (通算89例目)。
1週間も経たないうちに2回もというのは驚くべきペースです。
3日前に 「今後この調子で脳死・臓器移植は飛躍的に増加していくのでしょうか?」
と書いたばかりですが、その通りになりつつあります。
移植ネットワークの小中部長の顔もすっかりお馴染みになってしまいました。


「家族承諾」臓器提供、3例目の脳死判定(読売新聞)22日 - 10時51分

東海地方の病院で脳死判定 本人意思不明で3例目「体の一部生きていてくれたら」
(産経新聞)22日 - 10時51分

家族承諾で3例目臓器移植=生前意思表示なし-東海地方の50代女性・移植ネット(時事通信)22日 - 11時24分

<脳死判定>家族承諾のみで臓器提供へ 3例目(毎日新聞)22日 - 11時47分

記者会見する移植ネット関係者ら(時事通信)22日 - 13時0分


ニュースバリューがどんどん低下していることも感じられます。
そろそろ、いちいち報道されることもなくなってくるでしょう。
それが一番心配です。
1例目のときのこんな報道↓や、

口頭意思で臓器移植 「大事なのは家族の納得」

2例目のときのこんな報道↓など、

改正臓器移植法施行1か月(上) 医療現場になお不安

マスコミが、問題点がないかきちんと検証し取材し続けるということを、
しなくなってしまうのが怖いですね。
かく言う私も、このペースで日常的に脳死・臓器移植が行われるようになったら、
日々そればかりをブログに書いているというわけにもいかなくなってくるでしょう。
ここ最近書いた11本の記事のうち3本が脳死・臓器移植ネタですので、
もうすでに食傷気味と言ってもいいかもしれません。
この問題が風化してしまう前に皆さんもぜひちゃんと考え、
ご家族と話し合っておくようにしましょう。

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2 コメント

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このままだと… (サプライズ)
2010-08-23 12:04:30
法改正後に、もう三件の臓器移植が行われ、近い将来には、毎日臓器移植が行われ、ニュースにすらならないように思われます。臓器移植について、真剣にメディアを通じて考えないといけない時期が到来したのですね。頻繁に臓器移植が行われるのは、よいことかますますわからなくなってきました。
本人意思が不明なのはやはり… (まさおさま)
2010-08-23 19:12:25
私は個人的には、脳死を認めるしかないと思っています (現代では心臓死ができなくなったから)。
死体の医学的利用も認めるしかないと思っています (医学生が献体で解剖の練習をするのは不可避)。
とすると、脳死・臓器移植を認めないわけにはいかないだろう考えています。
しかしながら、本人が承諾していないのに死体を利用するというのは掟破りのような気がします。
現行法は現行法として、みんなが生前に意思表示をしておくという文化を創っていくことが、
倫理学的には必要とされているように思います。

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