本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

35冊のビジネス書の要点をざくっと理解する本。

2018-11-25 16:02:00 | マインドブースト2018
見るだけでわかる! ビジネス書図鑑
クリエーター情報なし
ディスカヴァー・トゥエンティワン

『ビジネス書図鑑』

本書は3C、4P、5フォースなどコンサルが使い、一般化しているビジネスのフレームワークだけではなく、
私たちの身のまわりにあるビジネス書の中にも、ビジネスに使える隠れたフレームワークがある。
というコンセプトの本。

グロービス教授がビジネスに使える35冊のエッセンスを腑に落ちるイラストともにまとめた面白いコンセプトの本。

考え方として:なんと新しい35個のビジネス書の視座が手に入るというお得な本。

自分が読んでいる本を読み返してみると、
どうやら本書におけるchap3企業・組織の本質を考察する関係の本が多い。

Chap1個人の生き方を考える

『隷属なき道』/ルトガー・ブレグマン
貧困こそが解決すべき最大のイシューである。
ベーシックインカムの導入は怠惰を巻き起こすというイメージが在るが、
世界的に、ベーシックインカムは、必需品の消費に廻り、犯罪減少に繋がり、成績向上につながるという。

逆に貧困の状態は

貧しい⇒判断力低下⇒短期的なことしか見えない⇒本来やるべきことがおろそかというループになるという。 29

『U理論』
未来を受け入れるプレゼンシング:
自らの使命感に気づく為には、理屈外の世界との出会いは必要。58
プレゼンシングとは、これからなすべき使命のヒントに気づいてしまう瞬間

step1ダウンローディング
既存のモノの見方で考える
step2観る
新鮮な目で見返してみる
step3感じ取る
客観的に、俯瞰的に物事を捉え直す
step4未来の可能性から現在を読み解く
step5結晶化
浮かび上がるビジョンを受け入れる
step6プロトタイピング
ビジョンやイメージをカタチにする
step7実践
イメージを具体的にやってみる

★『GRITやり抜く力』
成功する為にはやり抜くことが重要

努力の仕方のヒント:
1ある一転に絞ってストレッチ目標を定める
2集中して取り組む
3タイムリーに的確なフィードバックを楽しむ
4反省して改良する

★『夜と霧』
予想もしていなかったが、まさに今日的トピック
アウシェビッツでの極限状態で導きだされた生きる意味のコペルニクス的転換

生きることが私に何を期待しているのだろう?
生きることの問いに正しく答える義務を引き受けることに他ならない。 79
⇒常に問われつづける問いにどう答えを出していくのか?
それが生きるということだ。
⇒いつかではなく、今出来ることを実践積み重ねる。

Chap2人間の本質を理解する

『影響力の武器』
人間には見えないスイッチがたくさんある。
そのスイッチを押されると人は理由もなく自動的に動き、そしてスイッチを押されていることすら気づかない。
そしてそのスイッチは公開されている。 95

返報性:
もらうと返さないと行けない等心理

コミットメントと一貫性:
一度コミットしてしまえば訂正しづらい

希少性のワナ:
少ないホが価値が在るように思えてしまう

『空気の研究』
日本的アニミズムの世界感は、あちこちに神がいるという価値観。
一神教的世界に比べて、状況によるケースバイケース、多数の絶対が働き易い。

よくわからない無力感=空気に支配されている可能性 116

空気に対抗するもの:
事実に立脚した議論

Chap3 企業・組織の本質を考察する。

★『自分の小さな箱から脱出する方法』
1自分の本心を裏切ることが箱に入るということ
2箱に入ると起きる4つのネガティブなこと
a.本来の目的ではなく、相手を貶めることが目的となってしまう
b.相手を箱に入れてしまう
c.周囲の人を敵・味方に分断してしまう
d.居心地が良くて出られなくなる

3相手を一人の人間として見たとき、箱からでることができる。200

『プロフェッショナルマネージャー』
ビジネスは逆算で考えろ
ゴール←マイルストーン←マイルストーン←課題←課題
ジェニーンが強調しているのは、第一歩の重要さ。

★ 経営とは経営するということなのだ。 210
高い目標を掲げて、それに向けて試行錯誤を重ねて何が何でもやりきれ。

一つの対応がうまくいかなかったら次の対応を、そしてまた次の対応を、、、目標に到達するまで試み続けた。それが経営するということだからである。210


Chap4 世の中の変化を予測する。

『インターネットの次に来るもの』
1. 流動化していく4つのプロセス
① 固定的希少
② 無料 どこにでもある
③ 流動的共有される
④ オープンになっていく

2.スクリーン化する世の中
本を例に取ると作られて終わりではなく、

あたらいいアイデアが生まれ⇒考え⇒調べ⇒書き⇒編集し⇒校正し⇒読まれ⇒アンダーラインが引かれ⇒シェアされ⇒サマリーされ⇒別の本とミックスされ⇒シェアされ
という流れが参加型、オープン、ソーシャルな営みになる。222

の章立てになっている。
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11月24日(土)のつぶやき

2018-11-25 05:58:32 | 2016 START
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