本の読み方の設計図。

本の構造を明らかにしていく。
論拠・主張

論証=事例、引用。

超一流の思考原理② : reProfesional#184

2009-05-13 23:49:35 | reProfesional
グローバル・マインド 超一流の思考原理―日本人はなぜ正解のない問題に弱いのか
藤井 清孝
ダイヤモンド社

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≪chap1 職業選択に見る人生観
~当時はマイナーでコンサルタントという職業認知もなかった中でのマッキンゼー入社

・ 藤井氏の初期業選択のマインド(学生当時)
a. 国際的に活躍できる職種
b. プロフェッショナルとして仕事ができること

職業の認知が低いからといってではなく、上記選択基準から、[ファクトベース=事実に基づいて]自分で情報を収集していった。決定的なのは、まだマッキンゼー=外資系で働くということが一般的でなかった当時に、偶然見つけた書物の著者へアプローチするため、出版社に電話をし、実際著者と会い、情報を得ているという点。

感動⇒行動というベクトルもそうだが、藤井氏のマッキンゼー就職後の
「自分はとんでもないチャンスをもらっている。
 誰もが歩んだことのないキャリアパスを自分で作るんだ。」
という気概も非常に重要であると思う。自分の人生を自分の力で築いていく。

情報収集の上で大切な観点として。「成功者は自分の選択が最良であると思い込み、それをベースにアドバイスをしてくる」という観点も重要であるといえる。

≪chap2 正解のない教育
マッキンゼー退社後のハーバード留学を通して~

マッキンゼーからのハーバード留学でも、藤井氏は当時マッキンゼー日本支社長であった大前研一氏のアドバイスを退け、留学に踏み切っている。
藤井氏は、ハーバードへの留学を通じて、
経営者としての最低条件である:
A. 解決されるべき問題の定義ができるということ
B. 自ら、その優先順位付けをできるということを
学んだという。



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