日曜日は朝早く熊本市内に出かけた。
熊本歴史学研究会に出席するためだ。
この日は「横井小楠」の話を聞けるというので参加した。
講演は猪飼 隆明熊本学園大学の教授。近代史が専門の方だ。
以前夜の街で行きつけのワインバーでお会いしたことがある。
私よりがたいのでかい、スケールの大きい男だ。
小楠の福井時代、三井や松平慶永らとの関係、朱子学と陽明学
との関係など興味ある話を2時間聞かせてくれた。
会場に入って驚いたことがある。入り口近くに何と私の上の姉
がいるではないか!!
姉は乳がんを専門とする外科医で歴史に関係しているとは知ら
なかった・・・後で話を聞くと友人に誘われて参加したらしい。
儒学の話を聞いたけど、孔孟、朱熹、王陽明にしても学ぶことは
生き方を知る哲学なのだ。
この勉強をして生き方の筋道を定めて西郷にしても松陰にしても
小楠にしても幕末を精いっぱい生き抜いたのだ。
「易姓革命」を容認するかしないかー?
天は己に成り代わって王朝に地上を 治めさせるが、徳を失った
現在の王朝に天が見切りをつけたとき、革命をなして世を革める。
ここで陽明学と朱子学との相違がでるという。ここで維新を迎え
る志士達の生き方が異なるという。
さて、折角市内に出たのだ、少し飲もうかと思い妻と相談して
定宿東横インに泊まることした。会員だし日曜日は20%オフ。
二人で合計6千円台で泊まれるのだからー
よく知っている居酒屋はこの日休みだったのでここも行きつけの
鮨屋に行った。久しぶりだったので店長びっくり!!
生を一杯飲んで美味い寿司を食べて、それから妻の思いやりで
10年以上も通っているライブバー「尚廉」に行った。
ここではいっぱい弾き語りができるのだが、この日はマスターの
バンドのライブショーをしていた。残念ながらボーカルがイマイチ
だったが昔の曲を楽しむことができた。