天命を知る齢に成りながらその命を果たせなかった男の人生懺悔録

人生のターミナルに近づきながら、己の信念を貫けなかった弱い男が、その生き様を回想し懺悔告白します

映画プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスさんを偲んで製作された名作『戦争と平和』をお茶の間鑑賞

2010-11-13 20:25:07 | 日記
今日の日記は、11日、米カリフォルニア州ロサンゼルス・ビバリーヒルズの自宅で死去したイタリア出身映画プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスさん(享年91歳)を偲んで、今日お茶の間鑑賞している彼が1956に製作した映画『戦争と平和』(キング・ヴィダー監督 オードリー・ヘップバーン ヘンリー・フォンダ メル・フェラー主演)のことです。添付した写真は、映画でのロシア貴族の可憐な娘を演じたオードリー・ヘップバーンです。
この映画は、アメリカとイタリアの共同製作でロシアの文豪レオ・トルストイの不朽の名作“戦争と平和”を映画化した名作です。だから、作曲はニーノ・ロータで、脇役陣にイタリア人のヴィットリオ・ガスマンとアニタ・エクバーグが出演しています。また、この映画の共演で、オードリー・ヘップバーンとメル・フェラーが結婚した縁結びの映画でもあります。でも、不思議なもので、映画ではナターシャ(オードリー・ヘップバーン)とアンドレイ公爵(メル・ファーラー)は、アンドレイがロシア国内に侵略したナポレオンとの戦いで死んでしまい、結ばれなかったのですが。
今では、多国籍の俳優や演出家が集まって一つの映画を製作するのは当たり前になっています。しかし、54年前の当時では、その製作には相当な苦労があったと思います。だから、名プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスさんの手腕が大いに発揮されたから、この名作映画が誕生したのでしょう。私は、この名作映画を観ながらその思いを強くしました。
そして、この映画以外にも多くの名作映画を生み出してくれたディノ・デ・ラウレンティスさんの御冥福を、私は慎んでお祈りします。

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