やっぱり濃かったイラン

この花嫁化粧と同じくらいに、今回のイラン滞在も濃いものになりました！
懐かしい顔、ペルシャ語、街並み、ミニバス、ご飯、紅茶、、そしてイラン流「おもてなし」。今回は家族全員でたっぷり経験してきました。

テヘラン郊外ブーメヘンにある懐かしの我が家で、イランの母「マスーメ」がさっそく手料理でもてなしてくれました。この笑顔をいつも見たいと思っていたので、何度も何度も笑顔で見詰め合う初日。

キッチンで一緒にイラン料理を作ります。これは、ご飯にサフランライスで模様をつけているところ。

散歩の途中で男子学校校長に招待されて、臨時授業。

私がペルシャ語、まさ母が日本語、くみ母が英語で自己紹介をした後、家族5人で手分けして、ひらがなやカタカナで生徒の名前をノートに書いてあげる、というお決まりの授業です。　この後、生徒総立ちとなり「ここに日本語でほにゃららと書いてー」攻撃を受ける。どんどん興奮状態になり収拾がつかなくなったので、先生にお詫びしつつ、教室を退散！

結婚式会場にバルーンで飾り付けをする両親。　おめでとうの気持ちを込めて、家族皆で折り紙もたくさん折りました。

各テーブル（男・女各15テーブル）にバルーンフラワーと折り紙をセットし、準備完了！でも、開始時間の18:00になっても誰も来ない。。。花嫁も花婿も来ないので、私たちが座って記念撮影。（この後、正広さんと父は１階下の男子ルームへ移動。もう女子ルームに戻ってくることは許されないのでした。）

やっと19:30ごろに新郎新婦二人が女子ルームに到着。彼らがこちらに座っているということは、男子ルームには花嫁花婿なしで、祝っている？！ということ。結婚式の写真は現在選定中です。後日まとめて紹介しますのでお楽しみに！

近所のファルザネ＆ミトラ（今回結婚するミトラと同名）姉妹。結婚式前夜、嫁いでいくミトラにお別れの挨拶をしに、夜23:30に我が家にやってきました（驚）。こんな遅い時間に花嫁宅に来ることに驚きつつ、そして、日に日に寝不足になっていく私たち日本人でした。

この笑顔に本当に会いたかった。お世話になったイランに、イランの家族に、私たちの日本の両親もいつか会わせたい、と思っていました。叶わない願いだと思っていたのだけれど、思いがけないカタチで今回実現。感無量です。

3年8ヶ月以上ぶりの再会に、空港で涙、一緒にご飯を食べて、思い出話をしながら感涙、一緒にお茶を飲みながら「明日、日本に帰ってしまうのか、、、」と男泣きされ、たくさん笑おう！と皆で歌を歌い、手品を披露し、最後は何度も大爆笑。

お別れの空港で、「歌って欲しい」と言われ、即興でブーメヘンの素晴らしさ＆おもてなしへの感謝を二人で歌う。ババの泣きそうな顔を見るともらい泣きしそうになるので、視線をそらして最後まで歌う。

4日間という短い滞在だったので、会いたい人全員に会えたわけでも、連れて行きたい場所全てに両親を招待できたわけではなかったけれど、それは今度まで大切にとっておくことにします。

そして日本帰国後４日目の11月16日、今後はスペインからラファエル＆ロサマリア夫妻が日本観光のため来日。現在、我が家に滞在中。インド、スペイン、ウルグアイで会った彼らとの4回目の再会は、ここ日本でした。色んな縁を感じる、今日この頃です。（嫁くみこ筆）