油断

　お彼岸の連休に丹波篠山へいってきた。
目的は二つ、創作グループの例会とその後の里山散策、栗拾いや温泉。
十分に楽しんだ目的を達成した旅だった。
けれども道中はすんなりとはいかなかった。
目的地へ１０時につくために電車乗り継ぎの時間など調べた結果、安全を考え前日大阪まで出て、翌朝乗る列車を確かめ十分余裕を見て翌日出発。尼崎で乗り換えるとき、京都方面から来たグループの友達とぱったりであった、そこで、安心して油断をしたのがいけなかった。向かい側のホームに乗るべき快速電車がはいってきて、ああ、あーあいってしまった。その後はふつうしかない、４５分送れた。でも篠山口でもう一人遅れた人に出会えてよかった。
　映画７人の侍に出てくるせりふ「もう大丈夫と思ったときがあぶない」が浮かんだ。
　尼崎の駅はとにかくわかりにくい。
ちょっと不自由な高齢者はいえにとじこもっていたほうがいいの？
　自由に動きたいよー。

郵便配達ご苦労様

投票に行くときに思った。やはりここも高齢少子化の地方だなーと。
すれ違う人は、おじさんおばさん、おじいさんおばあさんばっかり、私もその中の一人。
選挙で自民党が圧勝して、また郵政民営が叫ばれることだろうが、いつごろまでになにがどうかわるのか、さっぱりわからない。

夏の暑いとき、車はびゅんびゅん走る、歩行者はまれ、郵便配達の自転車やバイクの人は暑いだろう、冬、雪が積もると狭い路地は雪かきもしていないところが多くたいへん、またこの頃は防犯のためか表札を出していない家も多い。

一番大変なところで、こつこつと、まじめに働く人が大切にされる政治であってほしい。

ノアの箱舟

台風が北海道の沖へ去って山陰地方今日はからりと晴れた。
何種類かの蝉が朝からいっせいに鳴きだし、せからしい気もする。
玄関の鍵の具合が悪く開かない。いつもと違うことが起こった場合、災害のときなど日ごろから夫と話し合いたいと思っても「ふん何を生意気な」
と言われるからほおって置こう。不自由だけど勝手口から出入りしている。
閉ざされた空間で人間はどれくらい生きていけるのだろう。
小さいものほど生きやすいようだ。
ウイルス、細菌、カビの胞子、あり、蚊・・・雑草はほおっておいてもいくらでも生えるが、大事に育てていたにんじんの葉が、雨で世話しなかったらあっという間に虫に食われてしまった。
雨にも負けず風にも負けずお世話しなくては、はい。
雨が止んで鳩がオリーブの葉をくわえて飛んできたように、世界に平和が来てほしい。

バスに乗って

創作ぐるーぷふらここの希望の星のような友を訪ねた。
何でこの暑い時期にご老体が、と問われても答えは合いたいからだけ。インターネットを使って場所を調べたり友人がさまざま情報をおしえてくれる。
バス停には友達の御嬢さんが迎えに来てくれた。
友は最近足が弱くなって例会などにはこられなくなったがお元気そうでいろいろおしゃべりをし、楽しい夏の午後を過ごすことができた。

無理をせず怠けることも大切、日常の決まったこと、普通の生活も大切、けれどたまには、いつもと違う新しいことをしてみるのもいい。
帰りのバスの窓に真っ赤な夕日が並行して走っていた。

路線バス、高速バス、三宮からの市バス、バスずくめの一日だった。