歴史博物館の酒井一光さんが「窓」の本を出されました。酒井さんといえば、タイルや金物などのクローズアップぶりが素敵な近代建築博士と言える方ですね。
「窓から読みとく近代建築」(学芸出版社)はなんと形と機能を網羅した窓事典付なんだそうです。とても楽しみ。
そして、現在「水都遊覧」展を開催中の歴史博物館ですが、秋には泉布観重要文化財指定50周年記念「煉瓦のまち・タイルのまち」という特別展も予定されているとのこと。
少し前の産経新聞夕刊に掲載された酒井さんのコラムにも、「大阪のタイル」と題して魅力的なお話がありました。「ファッションと同じで、ビルの外装にも流行がある。タイルは服でいえばアウターのようなものだ。戦前の建築では、石積みの建築がタキシードのような正装であるとすれば、白いタイルはビジネス・スーツ、茶色いスクラッチ・タイルはカジュアルだが高価なジャケットにたとえられようか」こんな視点で街を見るのは楽しいですね。
窓の本、大阪・関西から日本の近代を概観した本としても楽しめるそうです。
「窓から読みとく近代建築」(学芸出版社)はなんと形と機能を網羅した窓事典付なんだそうです。とても楽しみ。
そして、現在「水都遊覧」展を開催中の歴史博物館ですが、秋には泉布観重要文化財指定50周年記念「煉瓦のまち・タイルのまち」という特別展も予定されているとのこと。
少し前の産経新聞夕刊に掲載された酒井さんのコラムにも、「大阪のタイル」と題して魅力的なお話がありました。「ファッションと同じで、ビルの外装にも流行がある。タイルは服でいえばアウターのようなものだ。戦前の建築では、石積みの建築がタキシードのような正装であるとすれば、白いタイルはビジネス・スーツ、茶色いスクラッチ・タイルはカジュアルだが高価なジャケットにたとえられようか」こんな視点で街を見るのは楽しいですね。
窓の本、大阪・関西から日本の近代を概観した本としても楽しめるそうです。