1010 Radio

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露米の大統領合同委員会の作業開始に満足を示すメドヴェージェフ大統領

2009-10-18 | ラジオ
10月13日メドヴェージェフ大統領は、モスクワ郊外の大統領官邸にクリ
ントン国務長官を迎えた中で、国際舞台におけるロシア、アメリカの協
力が新たな/高いレベルに達しつつあるとの声明を出した。

メドヴェージェフ大統領はこうした声明を行った根拠として、協力に関す
る大統領合同委員会の作業が首尾よくスタートしたことを挙げている。
この委員会をメドヴェージェフ・オバマ両大統領の、庇護の下に創設す
るという決定は、今年の夏、両者が実施したモスクワ会談の結果採択
されていた。

委員会が網羅する路線は多岐に亘り、すでに9つの作業グループが構
成されているが、最終的には16の部会が入ることになる。
メドヴェージェフ大統領は最近の出来事や、ピッツバーグでのG20サミッ
ト、国連総会では中東和平問題、イラン、北朝鮮、アフガニスタンなど最
も(???)な複雑な問題に付いてロシア、アメリカが共通の意識を持って共
に答えを模索していく姿勢であることを示したと評価した。

大統領はラブロフ外相とクリントン国務長官が、助け合いながら問題解決
に当たった(下のもつれる女性アナは「あったった」と言う)、一つの例を引
いて次の様に語っている。
「トルコとアルメニアが国交を樹立するため、チューリヒで行われた作業で
はクリントン国務長官は、ラブロフ外相と共に困難な問題の中で、相互理
解を打ち立てると言う作業にあたり、結果として文書の署名にこぎつけた。
これはロシア・アメリカが国際問題を解決する上で、協調した行動を取って
いるという良い例だ」
メドヴェージェフ大統領は、この様に語っている。

13日行われたラブロフ外相、クリントン国務長官の会談に付いては、メドヴ
ェージェフ大統領は建設的なものと評価した。
この両者は露米大統領合同委員会の調整役を務めており、戦略攻撃兵器
削減条約に代わる、新たな合意を結ぶプロセスにおいて著しい働きを行って
いる。
こうした一方でアメリカのミサイル防衛システムの新たな構想に付いて、ロ
シア側はクリントン国務長官から全ての詳細は聞かされておらず、ラブロフ
外相はロシア政府が、アメリカ側の計画の詳しい説明を待っていると明らか
にした。

(???)は不明瞭な発音で何を言っているのか判らん

10月14日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル