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『八洲学園大学国際高校』のstudentsへのお手紙♪どんな高校かを、みんなにお知らせするブログ。(広域通信制:普通科)

灰色の野良猫の「死」・・・。

2006年12月02日 21時51分27秒 | ●沖縄での日常♪
自分が今住んでいる所は、海まで徒歩40歩ぐらいで、港町らしく「野良猫」が非常に多い。

自分の家は、ミニ庭があって、ベンチでよく本・新聞を読んでいるんだけど、灰色の野良猫がよくやって来る。この画像は2年近く前に撮ったもの。

この灰色の野良猫と最初に出会った時は本当に小さな子猫だった。最初は相手にしていなかったけど、とっても懐いてくれた。痩せていたので、エサを時々あげていたのもあるけど・・・。エサはやらないほうがイイと分かってはいるんだけど・・・。

寝床は、ずっと、うちのミニ庭だったんだけど、ここ最近、他の野良猫に、この場所を追い出されたようだった。追い出されてからは、あまり見かけなくなった。たまに見ると、どんどん痩せていっていた。皮膚病にもかかったようだった。

動物病院に連れて行ってやったらよかったのだろうか・・・今でも悩む。そう、昨日、うちのミニ庭の昔の寝床で眠るように死んでいた。

猫は、自分の死んだ姿を人目に見せないように行動するらしいけど、目の前で死んでいた。小さかった頃の姿を思い出し、人懐っこく足にまとわりついてきていた頃を思い出し、泣いてしまった。去年、父がガンと分かったときぐらい泣いてしまった。

助けようと行動すれば助かっていたのかもしれない。今日、埋めてあげた。今度、この墓の上に何か植物を植えようと思う。埋めていたときに気づいた、この野良猫に名前をつけてなかった事に・・・。なにやってんだろ自分。

【命】ってなんだろう。死んだらどうなるんだろう。久しぶりに自分の行動を悔やんだ。


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2 コメント

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Unknown (マナ)
2006-12-04 18:15:36
先生・・・私もあるよ・・・。
「あのときああしていればよかった」って。

中学生のときの話なんだけど、その日はちょうど友達と下校時間が合わなくて一人で帰った。
家に近づいてきたトコで、雨に打たれてるダンボールを見つけたんだ。その中には、もう息を引き取って眠ってるクリーム色の子犬と、その子犬を起こそうとしてる白の子犬がいた。どうしようか悩んで、とりあえず雨をしのげるように、私がさしてた傘をダンボールに立てかけてタオルで子犬をふいてあげた。それから走って家に帰って、温めたミルクを持ってその子犬のところに行ったんだけど・・・。

もう、白の子犬も息してなかった。

目の前が真っ白になって、気付いたら雨の中ボロボロ泣いてた。
柄にもなく、アスファルトに座り込んでね。
うちに気付いた近所の人が、「この子達、埋めてあげようね」って言って、ダンボールを持ち上げたとき、声をあげずに泣いてたのが、一気に爆発して大泣きした。
「神様のバカヤロウ!!!」
そう叫んだのを今でも覚えてる・・・。
その子たちを埋めた場所は、今はマンションになってしまって、花も咲かない。

でも、心はこうやってずっと覚えてるもの。
命の瞬間を目の当たりにして、私達は生きてる。
どんな生き物にも、必ず「死」はおとずれる。
一緒にいるペットだって、今こうしてタイピングしてる間にエサを探してるかもしれない野良だって。
精一杯「今」を生きてる彼等と、今の私自身を比べたら、「私はすごく幸せに生きてる」って思う。
だって、食べるものにも、寒くて凍えることも、一緒にいる家族にも困らない。
これって、とっても幸せなんじゃないかな・・・。
幸せすぎて、目の前にフィルターがかかったように見えてないんじゃないかな・・・。

きっと、先生のところに来た猫ちゃんは、「ありがとう」ってお別れを言いに来たんだよ。
猫ちゃんは、必ず先生のことを忘れないし、たぶん先生も忘れないと思う。
お互いの優しさが交わって、「命」の大切さや重さに気付くんだね・・・。
猫ちゃんは、可愛い花を咲かせてくれると思う。
私は、優しい先生が大好きです。


なんだかえらそうなコト書いちゃってゴメンナサイ><;
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Unknown (NAKAMASA@八洲学園)
2006-12-05 17:03:06
>マナさん
ありがとうm(__)m
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