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『八洲学園大学国際高校』のstudentsへのお手紙♪どんな高校かを、みんなにお知らせするブログ。(広域通信制:普通科)

涙が流れすぎた「答辞」・・・ありがとう・・・♪卒業式②

2006年04月07日 00時01分00秒 | ●高校生活イベント特集
卒業生(177名)に卒業証書が渡し終わった後、卒業生代表のI君が答辞を読んだ。元担任だったので卒業までの事を思い出し、久しぶりに泣いてしまった。別れって悲しいけど、卒業生にとっては【旅立ち】・・・答辞を紹介するね。(動画が八洲学園大学国際高等学校のHPで見れるらしい・・・)

本日はお忙しい中、卒業式に御出席いただき誠にありがとうございます。私はこの日が来るまでに色んな事がありました。初めてスクーリングに来た時は、他県から来た知らない人ばかりで、喋る人もいなかった覚えがあります。しかし、皆自分の個性を持ってて、面白くて話しやすく、年齢に関係なく話せて、打ち解けやすい人ばかりでした。特に仲良くなった子とは、連絡を取り合い、リポートの話や日常生活、プライベートの話をしたり、同じスクーリングに参加したりと、本当に心強い人と八洲で楽しく過ごす事が出来ました。

この八洲は、リポートや視聴報告など、自分のペースで勉強したり、先生や友達にアドバイスをもらって、勉強するなど、他の学校に比べて,良い点もあれば,苦しい点もありました。ただ、一つずつクリアする度に、自分自身が何かと大きくなっていると思います。

話はさかのぼりますが、私は、沖縄本島からまた少し離れた石垣島で生まれ、中学校を卒業し、家族の反対を押しきり、沖縄本島の高校に入学し、2年の時に、八洲に転入しました。八洲に転学してからの約半年間、履修科目登録だけで、全くリポートや視聴報告など、勉強に触れず、その間、当時担任だった中マサ先生は、毎月の様に電話や手紙を送ってくれて、私を心の底から心配してくれました。そのおかげもあり、私は、また勉強をしようという気持ちになりました。中マサ先生には担任が変わってからもたくさん迷惑をかけて、本当に感謝の気持ちでいっぱいで、中マサ先生に出会わなければ、ここまで来れなかったと思います。

また、中学校卒業してからの3年間、唯一、沖縄本島の高校に進学する事を応援してくれた母には、とても親不孝な事をしたと思っています。しかしそんな私の姿をずっとみている母は、時には怒り、時には一緒に悩んでくれたりと、本当に家族思いな母でとても尊敬します。そして、心から『ありがとう』の感謝の気持ちでいっぱいです。

今更ですが、この八洲に転入し、この日までサポートして下さり、自分に甘えさせない事を常に教えてくれた現担任、三井先生をはじめ、私をいじめながらも心配してくれた先生や親身になって話してくれた先生方本当にありがとうございます。八洲は本当に大変だと思いますが、いつまでも生徒の気持ちを理解してくれる心をもった先生でいて下さい。そして、ここで学んだ事を忘れず、これから活かして、夢である医療関係の仕事に就く為に、最後まで諦めずに頑張って行きたいです。

在校生の皆さん、私より年上の人も年下の人もいますが、ここで学んだ事は、勉強だけでなく、人間関係、自分自身の事、また他校と違って他県から来る人との交流、本当にたくさんの事が学べます。人それぞれ意見は違いますが、私は決められた事を守れば、勉強はやりたい時にやれば良いと思います。

自分のペースで出来るのがこの八洲です。ただ勉強は、誰の為でもなく、自分自身の為に勉強するって事が大切だと思います。又、本当にこの八洲でたくさんの良い人との出会いがありました。その出会いもあり私は、支えられ、卒業、進路と繋げる努力が出来たと思います。皆さんも、この学校でしか出来ない事を十分に学んで、良い出会いをして、この八洲を卒業した事を誇れるようになって下さい。私はこの八洲が本当に本当に大好きです。

最後に私は遠回りをしたかも知れませんが、後悔などなく、むしろこの学校に来て良かったと思っています。この思い出は何に変える事も出来ない一生の宝物です。
ありがとうございました。

平成十八年三月十八日             卒業生代表    ○○ ○○

※画像は本人に了解済み


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