電動バイクeGOと改造EV「eBOBBER」

ヤマハ Virago 250ccを電動EVに改造するプロジェクトにハマッテいます。

電気スクーターの性能 (4)スピードコントロール

2006-03-03 17:23:16 | 電気スクーター EV
電気スクーター(電動バイク)の購入を検討されている方へのアドバイス第4弾:
スピードコントロール機能について

一充電の航続距離が25km以上で、最高時速30km以上出せることがオモチャと実用性のあるバイクとの分かれ目と言えます。 又、交通の流れに沿って走れるスピードが出せないと運転者にとっては安全上問題ありです。 少なくとも時速35kmのスピードが出せるパワフルなバイクでないと大型のトラックや四輪車にドンドン追い抜かれてしまうので危険です、、、、

(注)日本では「原付バイク」の制限速度が30km/hとなっているので35kmで走行するとスピード違反になってしまうので注意が必要です。 法律を忠実に守ることによって、かえって運転者にとっては危険が増すということになってしまいます。 筆者の個人的見解ですが、原付バイクの最高速度規制は少なくとも40km、又はそれ以上とすることが実情に則して妥当ではないかと思います。


電動バイクのスピード操作はアクセルを廻すことで行います。 実際にはアクセルからの信号をコントローラーが受け取って電流値を変動させることによってモーターの回転数と負荷を変えて加速と減速を行います。 高品質のコントローラーを搭載した電気スクーターではアクセル操作に従ってスムースに、且つレスポンス良く加速と減速のコントロールが可能になります。

二輪車の場合、加速性能よりも実際には減速機能の方が重要です。 電気スクーター(電動バイク)の場合にはモーターが減速時に発電機の役目を果たしてくれます。 電気スクーターeGOには減速の際に発生する回生エネルギーを利用してバッテリーへ再充電してくれる機能と共に、回生エネルギーをモーターブレーキ(Regenerative braking)として利用しています。 電気スクーターeGOの運転は加速と減速が右手のアクセル操作だけで行えるので非常に簡単です。 低速から高速までアクセルの加減だけで操作できるので、当然ですがクラッチはありません。 eGOには通常のハンドブレーキも備わっていますが、赤信号で停止する最後の瞬間にハンドブレーキを効かせるだけで、通常のスピードコントロールはアクセルだけで充分です。

モーターブレーキの機能は特に長い坂道を下って行く際に非常に重宝します。 アクセルを一定のポジションに握っているだけでスピードのコントロールが出来、安全運転が可能となります。 坂道でハンドブレーキを使う必要は殆どありません。 市販されている多くの電動バイクにはこのモーターブレーキの機能が搭載されていません。 電気スクーターeGOのRegenerative braking機能はユニークで、安全運転という観点から重要な性能です。 急な坂道をハンドブレーキだけに頼って下って行くのは不安ですが、モーターブレーキを効かせてスピードをコントロールできると安心して運転することが出来ます。

筆者にはとても不思議なことなのですが、ヤマハが発売している電動バイク詳細のパッソルにもEC-02にもモーターブレーキの機能は搭載されていません。

なぜでしょう??? 不思議です!

エコモト・インク
東京都昭島市
http://www.ecomotoinc.com

回生エネルギー




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