龍馬伝 第7話 【遥かなるヌーヨーカー】

2010年02月14日 | テレビ番組
ヌーヨーカーって何だ? なんて思った人もいたでしょう。
幕末は外国語を今と違った発音で発声していたのが、けっこうあるようだ。
イギリスをエゲレスと行ったり。

今回は、竜馬が江戸から土佐に帰ってきた時の話。
河田小龍という、少し変わった知識人に竜馬が会うのが話の中心。

河田小龍についてはあまり詳しく知らないが、この頃の知識人は、佐久間象山など代表的だが、異国の文明という物をよく見極めていて、これと争っても絶対に勝てないと思っていた他人が多い。
むしろ、異国の文明に学び追いつくのが先決という考えに基づく開国論も唱え、暗殺されてしまった人も少なくない。
当時は、神国日本と信じ、攘夷を唱える人が圧倒的多数なのだが、攘夷は現実的ではない。
そうした考えに竜馬は影響を受けていく。 物の考え方が実に柔軟で面白い。 そこが坂本竜馬の最大の魅力だと僕は思う。

今回は、竜馬の父親が亡くなる回でもあった。
竜馬は幼い頃母親を亡くしていた分、後妻は取ったとはいえ、父親の竜馬に対する愛情はとても深かったようだ。 随所にぐっとくる所があった。
次男の竜馬は家は継げず何も残せない分、将来がまだわからぬ竜馬が心配でならなかったと思う。

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