そもそも、どうしてこの時期、沖縄にオスプレイを配備する必要があるのでしょうか。
沖縄が中国に近すぎてミサイルの射程範囲内に入っているため、米軍はグアムなどへの配置換えを行っているというのに、
わざわざオスプレイを沖縄に配備しようとしているのは何故でしょうか。
オスプレイ、その危険性については米国内でもよく知られており、米ニューメキシコ州の米空軍基地周辺で予定されてい
た低空飛行訓練計画に対して住民の反対運動が起きたため、米空軍は6月に訓練延期や内容の見直しを決めています。
そのような危険な飛行機をどうして沖縄に配備し、日本で訓練しようとしているのでしょうか。
それは危険だから、アメリカ国内では自由に訓練できないから、日本にそれを押しつけようとしているのではないでしょうか。
ここに、植民地の如く扱おうとしているアメリカの日本に対する認識
の一端が示されているように思われます。このようなアメリカによるオスプレイの強行配備をはね返す妙案が一つあります。
それは、国民の安全を守れないような条約は破棄せざるを得ないとアメリカに言うことです。
日米安保体制は、この日本をアメリカの植民地として差し出すためのものではありません。
国民の「安全を保障」できない日米「安全保障」条約など、とっととやめてしまえばいいのです。