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マツダ11人死傷:ブレーキ痕なし 殺意裏付けか 毎日新聞

2010年06月23日 23時28分04秒 | Weblog

2010年6月22日 22時8分 更新:6月23日 10時39分


元従業員が車で突っ込んだマツダ本社工場の東正門付近を調べる捜査員ら=広島市南区で2010年6月22日午前10時22分、本社ヘリから小関勉撮影 広島市のマツダ本社工場に乗用車が侵入して11人をはね、1人が死亡、10人が重軽傷を負った事件で、11人がはねられた計7カ所の現場すべてで路面にブレーキ痕がほとんど確認できないことが、県警の調べで分かった。また、殺人未遂容疑などで現行犯逮捕された同市安佐南区上安2、同社元期間社員、引寺(ひきじ)利明容疑者(42)が使ったとされる乗用車はフロントガラスが割れるなど大きく破損していた。県警はこれらの状況が「殺意を裏付ける可能性が高い」とみて捜査している。

 また、県警は22日、殺人事件に切り替えて広島南署に捜査本部を設置し、同容疑者宅を家宅捜索した。

 捜査本部などによると、乗用車は22日午前7時38分、同市南区仁保(にほ)沖町、マツダ本社工場・宇品地区の東正門で警備員の制止を振り切って構内に侵入し、4カ所で計7人をはねた。乗用車はさらに同社専用の連絡橋を渡って約800メートル離れた本社工場・本社地区=同区と広島県府中町=に入り、構内を1.5周する間に3カ所で計4人をはね、北門から逃げた。

 この間、わずか8分間で、最後にはねられた社員の浜田博志さん(39)=東広島市高屋町=が即死し、36歳と29歳の2人が重傷、他の8人(19~50歳)が軽傷を負った。

 車はマツダのファミリアで、宇品地区で約2.5キロ、本社地区で約5キロ走り回ったという。はねた各現場にブレーキ痕がほとんど認められないほか、車のフロントガラスに大きなひびが入り、左前部のボンネットも変形しているといい、捜査本部は「かなりのスピードで次々に人をはねた可能性がある」とみている。

 マツダは同日、同県府中町の本社で山内孝社長らが会見し、同容疑者が期間社員として今年3月25日に入社し、4月1~14日、本社工場でバンパーの成形作業に従事していたと明らかにした。実質勤務は8日間で、「一身上の都合で退職したい」という趣旨の自発的な申し出を受けて退職させた、と説明した。就労中にトラブルはなかったという。

 マツダ本社工場は宇品地区と本社地区に分かれ、デミオやロードスターなど多様な車種を生産する同社最大の国内生産拠点。計約230ヘクタールで、約7000人が働いている。

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