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マサブログ

自分の体験した生体腎移植、在宅血液透析について綴るともりでしたが、ネタがそんなにないので日々のことを綴ります。

在宅血液透析順調です

2013-02-28 16:47:16 | Weblog
21日から始まった在宅血液透析。
病院が日曜日お休みなので、基本は月曜日から土曜日までの6日間で、1回3時間で行っている。
但し、仕事の都合でどうしても次の予定に間に合わない場合は、2時間半に切り上げることも。正に今日がそれ。

前は、一日置きに5時間透析で、だいたいの除水が3キロ前後だったが、在宅にしてからは1キロに満たない日が多い。除水量が少ないということは身体にはとても優しいらしく、透析前後の血圧も大きな変化はないし、兎に角身体が楽。常に正常に近い状態が保てているのは嬉しい。

今の所は大きなトラブルもなく順調に推移している。

昨日は父の命日だったので、午後7時から3時間透析をかけて、家族と出前の寿司をとり談笑していたらあっという間に透析が終わってしまった。自宅だからできることだなぁ~と変に感じ入った。
体重増加が600gしかなかったので、除水量を500かけて飲み物も取りながらでとてもリラックス。透析終わりで、体重がDWより500g多かったが、朝に体重計に乗ったら500g減っていて、DWジャスト。夜のご飯を食べながらの除水は余り負荷をかけない方が良いみたいだ。

明日の夜はロータリークラブの歳祝ナイト例会なので、早朝透析して出かけよう!

在宅血液透析始まる

2013-02-25 11:08:49 | Weblog
22日金曜日の秋田魁新報でご案内の通り、在宅血液透析が始まりました。

20日の午前中に静岡ナンバーの大型トラックがやってきて、透析機械とRO水を生成する装置を取り付けて行きました。nikisouのメーカーさん、小売屋さん、立木医院の透析技師さんが立会い設定。

午前中で終わり、午後から立木医院で最後のプライミングを家内と一緒に行い5時間透析。
透析を終えて後片付けをして帰宅したのが午後8時半。

いよいよ21日になり在宅血液透析導入日。午前10時に山形から矢吹病院の技師さんが二人、立木医院から一人、メーカーさんが二名、業者さんが二名、それに秋田魁新報の方がおいでになるというので、9時から液置換とプライミングをはじめ、時間前にきたみなさんと談笑。

準備が整いiPadで立木医院の院長先生とFaceTimeでお話をしていざ穿刺。

いやーーーーー緊張しました。あれだけ大勢の人が固唾を飲んでも守っていると手が震えます。
穿刺も無事終わり接続して開始。特に静脈圧が上がるわけでもなく静かに時間が流れます。沢山の人がいても沈黙はどうも身体に合わない。みんなで記念撮影したり、世間話をしているうちに3時間が経過して終わりました。

矢吹病院に7ヶ月、その後2ヶ月半待っての在宅血液透析。秋田県初めてのこと。慎重に進めてきました。事故なく続けられるようにしっかりと手順を守っていく。

気になることがある。秋田魁の記事で秋田県腎協の事務局長のコメント。
あれはないだろう?と思ったのは私ばかりではないようだ
「平均67歳の腎不全患者には浸透しにくい医療である。」と明言している。費用の問題、介助者の問題、手技の問題等々。呆れた。私は別に金持ちでもなし、毎日能代まで通うサラリーマンだ。問題点ばかり挙げ伝って「できない」という思考回路が会員の減少繋がっているということに気がついていない。
それに、高齢者ははじめから無理だろうし、病院で人工透析を受ければ良い。それよりも、現役世代の働き盛りの人へのコメントがないというのはいかがなもだろうか?仕事の時間に休んで透析をしなくても、仕事を終えてから透析ができるのである。また、毎日3時間行うことで常に血液の状態をフラットに保てるのである。身体にはすこぶる良い。

患者のQOLは格段にアップするもだから、「出来ない、無理だろう」ではなく、現役世代へのメッセージを出すべきではないかと思う。私はしっかりと仕事をしてそして透析を受けて社会で生きて行くために選択したのです。そういう道があるということを封じ込めようとしているので?と疑うコメントであった。残念でならない。

出張

2013-02-15 13:45:09 | Weblog
昨日から東京入り
今日はロータリーの友という雑誌の編集会議。延々と4時間以上。。。みんな元気だ。

わたしはというと、昨日午前中に透析している時に喉に違和感があり、お薬を出してもらった。案の定、東京について間も無く37.7度ほどの発熱。取り敢えずPLを飲んで解熱。食事を終えてホテルに戻ると悪寒が。それでもまずは寝て見た。夜中3時に寒くてめざめる。38.3度の熱。これではいけないので、座薬をさして寝る
朝には下がっていたが、現在会議中に体温計をさして見たら、37.7度。ロキソニンを飲んでも効かない。
もう少し上がったら座薬だ。今日はこの後4時半まで会議でその後大阪へ移動予定。
インフルエンザだったら。。。。 周りに移しまくり。悪人のわたし。病院に行く時間がないー

在宅血液透析いよいよ

2013-02-11 10:41:32 | Weblog
7ヶ月間山形へ通い、その後在宅血液透析管理指定病院の認可に時間が取られ、待つこと2ヶ月が経過しました。
その間、秋田市の立木医院で自己穿刺をし、プライミングの練習、清潔観念の再確認してきました。
有難いのは、現在の立木医院が秋田大学の佐藤滋教授と連携の橋渡しをしてくれた事です。入院施設を持たない立木医院は指定病院になれなかったのです。秋田大学との連携ができたおかげで、秋田県で初めて在宅血液透析指定病院の誕生となりました。それに伴い、私は山形の山形の矢吹病院から立木医院に管理母体が移転しました。
山形に毎月通わなくて済むのは身体にとって楽ではありますが、今までお世話くださったスタッフの皆様には大変申し訳なく思います。本当にありがとうございました。秋田県でははめてのことで誰にも相談できないことをいろいろご指導いただき、お陰様で2月20日に機械設置、21日に在宅血液透析開始となりました。

20日にはトラック1台、乗用車4台で朝9時にやって来るらしい。僕の家はお店もやっているので駐車場は幾らかある。しかし、今年の雪でいつもより台数には限りがあります。3台くらい分は雪で埋まってしまってる。出来るだけ相乗りでお願いしたい旨はお話ししました。それは、もしも次に在宅透析を導入する人の家が駐車場を完備しているとは思えないからです。そこからもう練習が始まっているのだと僕は思うのです。業者や技師のみなさんの。ミニマムの対応ができるようになっていないと、今後苦労することになると思うのです。生意気なことを言っていると思われたかもしれませんが、僕は、僕で終わる医療ではないと思っています。今後秋田県の透析患者さんが興味を持って学び、そしてご自分のQOLをあげて欲しいと願っているからです。

透析は、仕事のできない理由にならないという事です。

若い人には特に興味を持って頂きたいと思います。

21日には、山形の矢吹病院のスタッフ、秋田の立木医院のスタッフと立木裕先生が同席して私の自宅で初めての在宅血液透析が行われます。12畳の部屋に一体何人がすし詰めになるのか?そして魁新報の記者さんはどうやって取材するのだろう?などといらぬ心配をしている私。じゅんびはばんぜん。後は粛々と行うだけ。

秋田県で初めて。東北6人目のチャレンジ。私が失敗したら秋田県の今後はない。しっかりと清潔管理を怠らず完璧な透析をして行くことだ。