ベアリングをL1C3に交換してほしいって依頼のエンジン。
ミッションのベアリングで指定があるのは6203だけで、
6201と6001は指定が無いから普通のオープンを使う事になる。
ケースが出来たらクランクの芯出しもするんだけどベアリングがL1C3だから当然ガタがあり、針がプルプルと震えて正確な値が読み辛く、
でも大体は分かるから芯を出しておく。
私が思うに125ccとかの排気量の場合高速ベアリングが必要なほどは回らないから、
やっぱり普通のオープンベアリングの方が良い気がする。
ミッションベアリングに使うとラジアル方向に少なかれ振れる訳だから、
よほど暖気運転してガタを無くさないとミッションが痛む原因になるからねぇ。
そんな訳でエンジンは完成。
このエンジンを使う方には暖気運転はちゃんと注意しておかないと、
冷間で走り出したりなんかしたら寿命がもの凄く減る事になるし、
最初にネガな事は全て説明して納得されたんだから後の事は自己責任となる。
そんな訳で次はオイル漏れ修理のGPXを行うんだが、
本業が多忙過ぎてどうだか…