南信州のりもの倶楽部♪

バックオーダーをいただき過ぎたため現在オーバーホールのご依頼は受け入れを一旦停止しています。

クランクケースのサンドブラスト

2008年11月06日 18時00分21秒 | ゴリラ、整備やカスタム編
やぁ。壊れかけの物を修理しようと分解してたらホントに壊してしまった事がある
「のりもの倶楽部」南信州版でございます。
これがまた最高にへこむんだけどやめられないんだよなぁ。

このネタはすでに先週のお話になってしまうのですが、
一旦中止していたクランクケースのブラスト処理の事でも書いておきましょうか。
日記の機能は完全麻痺してるのですが気にしません。

えーと、このクランクケースは以前にワイヤーブラシで磨いてはあるのですが、
それで磨いても腐食がシミになってしまったような物は除去出来ないし、
表面にツヤは出ても黒っぽくなってしまうので、
やはり仕上げにブラストする事にしました。

写真は以前小さく載せた事はあるのですが、
アップするとこんな感じ。
ケース内にはベアリングが圧入されている所もあるので、
ここは外さずガムテープのマスキングで対応します。

あと、昨日書いたマスターが写ってしまってますが、
実際写真の撮影日はバラバラなので気にしないように。









クランクケースの左側だけブラストして比べてみました。
ここまで変わってくれると何だか嬉しいですねぇ。

本当はバラして脱脂した状態でもブラストは出来ますが、
表面を磨いた後にブラストすると、
ツヤがありながらも白っぽくなってくれるので、
手間はかかりますがこっちのやり方の方が良いでしょうね。









ブラストの作業が終ってから撮った写真。
ヘッドはポートの中もブラストしてしまいました。
バルブの当たり面にも当然メディアはかかりますが、
どうせ摺り合わせして組むので関係ありません。
バルブガイドだけマスキングしておけば平気です。

それとキックスターターもブラスト。
ここはメッキなのですが錆が酷かったのでブラストしたものの、
このままだとまた錆びてきてしまうので、
何か考えないといけないですねぇ。
しかも残ったメッキ部分は硬くて白っぽくもなってくれませんでした。

今現在はとりあえずブラストまで終ってるのですが、
ガスケットは揃ってるものの腰上が全然まだなので、
写真のままほかってあります。
そのうち洗ってベアリングに油でもさしておきましょうかね。

そんな訳で後は組むだけなのですが、
まだやりたい事は山積みなのでぼちぼち進めていこうかと。
そしていよいよネタが切れたのでまた探さなきゃだなぁ…
でもまた見て下さいな。



にほんブログ村 バイクブログ バイク カスタム・整備へ ← いつも応援ありがとうございます♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする