無門関

悟れない中年が、趣味のカメラをお供にペダルを踏んであっちへこっちへ。いちおうネイチャーフォトなんですけど…

第1番霊山寺~多宝塔

2006年11月14日 | 四国遍路
 お久しぶりの更新だ。  今日は、多宝塔について。写真は霊山寺の多宝塔である。霊山寺は、結構、緑が濃い札所だ。  それはさておき、多宝塔というのは、下が四角、上が丸くなってその上の屋根に相輪塔が着いた2重の塔のことを言うらしい。  本来は、法華経に基づき、釈迦と多宝仏の二仏を祀るものだが、密教では、大日如来の三味耶形を模して作られたと言われているようだ。つまり、多宝塔そのものが大日如来を表している . . . 本文を読む

1番霊山寺~大師堂

2006年11月09日 | 四国遍路
 霊山寺の大師堂である。この写真は、お礼参りの時のもの。遍路の初日は写真を撮る余裕がなかった。  屋根のてっぺんに金色に光るのは「宝珠」と言うらしい。どういう意味を持つものかよくわからない。調べてみよう。  ほとんどの札所では、本堂は普通の屋根、大師堂に宝珠が付いているというパターンが多かった。  霊山寺の大師堂前には池がある。よく見てほしい。池の手前、QPちゃんのようなかわいい小坊主が手を合わせ . . . 本文を読む

01霊山寺~阿弥陀如来石仏

2006年11月07日 | 四国遍路
 霊山寺本堂に向かって右側に、石仏が並んでいる。いろいろな如来様や菩薩様がいらっしゃるが、密教では、大日如来が宇宙そのものであるとされている。他の仏は大日如来の一面を表しているらしい。  で、それぞれ干支がわりあてられている。僕は戌年なので阿弥陀如来だ。写真の石仏のうち、一番手前が阿弥陀如来。  阿弥陀如来の真言は「オン アミリタ テイゼイ カラウン」。  仏様の手の形は、印契、印相とも言う。   . . . 本文を読む

四国遍路を振り返ろうか。

2006年11月06日 | 四国遍路
 四国遍路も終わったし、また、4月までの状態に戻ってしまった。あまり書くこともないのだ。  そこで、四国遍路の写真を見ながら振り返って見ようと思う。思いつくまま、書いてみる。遍路中のように、ほぼ毎日書き込み、というわけにはいかないだろう。少しずつ、書いていこう。  まずは1番札所、霊山寺。  本堂にあった「曼陀羅」だ。曼陀羅には、大日教系の「胎蔵曼陀羅」と金剛頂教系の「金剛界曼陀羅」がある。他にも . . . 本文を読む

うどん遍路~山越(5)

2006年11月05日 | 自転車
 お待たせしました。(別に誰も待ってないか)  これが、山越のうどんです! といっても、名物釜玉ではなく、かけうどんにゲソ天のトッピング。  釜玉でないのは、僕の好みの問題。  で、お味は…。  これは、すごい! たいして「さぬきうどん経験」があるわけではないが、これは最高である。  まず、食感。池内より少し柔らかいような口当たりである。だが、かむとバツグンの腰がある。池内にも負けない。つるつる感 . . . 本文を読む

うどん遍路~山越(4)

2006年11月02日 | 四国遍路
 うどんをもらって、つゆをかけたら、外に出る。  そこは、真新しい木の屋根がついた中庭になっている。ここでベンチに腰をかけてうどんを食べるのだ。  真ん中の台の上には、だし、醤油、割り箸などが置いてある。親切なのだ。ここは最近できたらしい。駐車場も、最近のものらしい。  大勢の客がおしよせて、店を拡張し、質を落としてゆくというのが一般的だが、ここはどうだろう。最後に行き着くところは、うどんの味だ。 . . . 本文を読む

うどん遍路~山越(3)

2006年11月01日 | 四国遍路
 うどん通路を振り返ったところ。入り口は、写真奥のおばちゃんがいるところの、さらに向こう側。入り口を入るとカウンターがある。そこでうどんを注文し、次にトッピングを選び、最後にお金を払う。そして、ここに入ってくるのだ。手前のビールサーバーのようなものが「つゆサーバー」。あついの、つめたいのがあるので、各自で入れる。手前に醤油がある。なんと山越専用の醤油だれ。「かまたま」と書いてある。  客が切れ目な . . . 本文を読む