おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

いつもの八幡さまのお参り

2022-09-14 | 銀杏並木
八幡さまの裏門
この石段を登ると本殿です。










茅の輪くぐり 






源氏池の蓮はおわりです。


ありがとうございました。
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新潟大学名誉教授 岡田正彦先生のブログから
(2022.9.12)
Q オミクロンBA.5株にワクチンは有効なのか?

A 従来のワクチンがオミクロン株に有効かどうかを調べる研究が、米国で行なわれました。健康な男女27名に協力を求め、ワクチン3回接種後にできた中和抗体を血液から採取。これを従来株とオミクロン株BA.1~BA.5の各ウイルスに加え、増殖を抑えたかどうかを調べたものです。次のグラフをご覧ください。
  

(グラフの横目盛り 最初の株 BA.1  BA.2  BA.2 12.1 BA.4+BA.5
          オミクロン変異株の種類
                縦目盛り 0 1000 2000 3000 4000 5000 6000 7000 中和抗体の値
   
横軸の左端「最初の株」は、2019年の末に中国武漢市で最初に検出された新型コロナウイルスのことです。ファイザー社とモデルナ社のワクチンは、この株に合わせてメッセンジャーRNAを合成し、かつヒトの血液中に出現する中和抗体量がもっとも多くなるよう調整したものでしたから、左端のグラフが高くなるのは当然です。

これに対して、オミクロン変異株、とくに2022年に大流行しているBA.5(BA.4も性状が似ているため一緒にしてある)に対しては、ウイルスを抑える効果が極端に弱く、「最初の株」の20分の1以下しかないことがわかります。

このデータは、試験管内での実験結果を示したものに過ぎません。当ホームページ2022.9.5付の記事では、「抗体は予防効果を示す指標にならない」とも報告しました。

一方、専門家と称する人たちは「抗体こそワクチン効果を示すもの」と主張して譲りません。百歩譲ってその主張を認めるとしましょう。ではなぜ、ワクチンによって生じた抗体がオミクロン株に効いていないにもかかわらず、今なお接種を勧めているのでしょうか。

「抗体は予防効果を表わす指標ではない」、「オミクロン株に対しては、その抗体さえ効いていない」という2つの重要な事実が正しく理解されていないようです。

次週は、話題の2価ワクチンについて考えます。

【参考文献】
1) Hachmann NP, et al., Neutralization escape by SARS-CoV-2 omicron subvariants BA.2.12.1, BA.4, and BA.5. N Engl J Med, Jul 7, 2022.



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