おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

南奥駆け修行1日目

2013-06-28 | 山伏修行
今日28日(金)から
いよいよ南奥駆け修行です。
一般に奥駆けというと、吉野から山上ケ岳、弥山を経て前鬼に下ります。
前鬼から熊野本宮までが南奥駆けになります。
僕も北の奥駆けは5回修行しましたが、南は今回初めてです。



この写真は太古の辻です。
左に下ると前鬼になります。
今回は、この写真の先を行きます。(banriさんの写真です。)

今晩は、前鬼の小仲坊に宿泊して早朝、太古の辻に向けて
登ります。

なぜそんな苦しい修行をと・・・・?

木村達雄先生の「透明な力」
 不世出の武術家 佐川幸義
を読んでいて人間は幾つになっても修行することの
必要性を感じます。

佐川先生の襟首を掴んだら手も触れないで
飛ばされたという、うそのようなほんとの話です。

「体が弱ったと思ったときには普通よりたくさん激しい運動をやるのだ。そうすると元気に
なるが、そういう時やらないと一段と体力も落ちていく。体力が落ちれば頭脳も弱っていく。

私は毎日二十四通りもの鍛錬を続けている。そのほかにも例えば、八角棒だって毎年三十万回
振っているし、それを三十年、四十年と一日も休まず続けているのだ。いろいろやって、それを
長年続けてみて初めていろいろな効果がわかってくる。」と(p74)

「特訓なんて何にもならない。毎日毎日一生鍛え続けるのだ。」と(p73)

僕の尊敬する野口法蔵さんは、五体投地を400万回以上続けています。
人間技とは思えません。

僕は、最近両方の膝がちょっとしたときに痛い。
先日、ホロトロの仲間と話していたとき
それは、ストレスからきていると言われました。

また、龍起さんで気を通して貰ったときにも
足が疲れているのではと。

南奥駆けで自分との戦いと思って修行しようと考えています。(6/25記)

26日のことです。

奥駆けの準備のために
弘明寺「あいわパン」屋さんに
岩塩のクルミ入りラスクとメロンパンのラスクを買いに行きました。
お塩の話が出まして、モンゴルのお塩は
日本人の体質に合うということで
持っていったらと少し分けて頂きました。


「お気をつけて」
「ありがとうございます。」と

女性の店員さんが僕が来たことをマスタ-に知らせていました。
弘明寺のあいわいパン屋さんは、
天然酵母で北海道の小麦でパンを焼いています。

嬉しいですね。
でもこれが修験道なのでしょうね。

今朝、偶然に横浜駅で親しい友人に会いました。
「気をつけてくださいね。」と
その言葉を聞いたとき心温まる気持ちが持てました。
ありがとう。

皆さんが背中を押してくれるのを
ひしひしと感じます。

今までだったら歩けるかなとか天気はとか
心配ばかりでした。

今回はいろいろなことが少し変わって来ました。

保江先生もサイマ-さんもシャンタンさんも
2012年から世の中が変わって行くと。

続きます。
コメント (1)
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