教育実習学校訪問

大学の専任の仕事の一つに、教育実習の学校訪問というのがある。
自分の大学の学生が教育実習にいってお世話になっている学校にご挨拶行き、謝意を述べ授業を見学させていただくのだ。
僕も毎年、２～３校訪問させていただくのだが、ただ行ってご挨拶だけでは寂しいので、実習生に頼んで、授業時間の最後１０分をもらって、ピアニカ・ミニコンサートをさせてもらい、「工夫した独自の人生にしようね！」というメッセージを言わせていただくようにしている。
今日がその日。強い雨の中、久しぶりのプロペラ飛行機で木の葉のように揺られながら四国の松山に行った。実習生は名古屋音楽大学電子オルガン専攻４年西森綾さん。学校は愛媛県立松山西中等教育学校。

今日の授業は中学２年生。音楽の授業ではなく、学級活動だという。いろいろな人生や社会の問題についてみんなで話し合う時間。テーマは「いのちについて考える」。
自分が普段教えている学生が、このような大切なテーマを中学生と共に考えようとしている姿勢に感激！
小学校４年生の宮越由貴奈ちゃんが小児癌で亡くなる前に書いた「命」という詩を提示し、いろいろ考えを発表する方法をとっていた。いい授業だった。

３時半！僕のいただいた時間になった。
マサさんの「命」がピアニカを吹きます！と、自己紹介。「ホースでゾウさん」「アタマでゾウさん」「楽しいバス旅行」を吹いた。
素直に育った学生たちの前で吹くのはとても幸せだった。
担当の長谷川先生とのお話しも有意義で有り難かった。

みなさんありがとうございました。