新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

7月16日 その2 自民・公明が単独採決すれば

2015-07-16 16:21:37 | コラム
安保法制案委員会採決の後に思う:

今朝は昨15日の大冒険?と興奮のせいか、腹筋と背中の痛みが出て来てジッとしている以外なかった。兎に角、シップ類を貼って痛み止めをのんで横になって耐えていたら、何とか小康状態にはなって来た。

その間にテレビの数局を見れば「如何に強行採決が怪しからんのか」という大合唱。アホらしくて何も言う気にはならなかった。委員でもない野党の軍勢が議場に乗り込んで一斉にプラカードをテレビカメラに向ける有様を見れば、彼らが何を企んでいるかが解る。民主党が如何に次元が低い政党かをあらためて十分に認識出来た。

だが、あれを見させられた判断力不足の一部の国民の皆様は「やっぱり安倍総理は悪者か!」と惑わされるだろうし、そうなることが偏向するマスコミの狙いなことは明らかだ。あれはテレビ局との連係プレーか?

私は安倍総理が全世界でも最高且つ最善の選択かどうかは知らないが、現状望み得る最良の選択であり、現在で我が国の政界であの方以上の者を探すとすれば、それは間違いなく無い物ねだりだろうと信じている。それを極悪の悪党であるが如くに言う有識者どもは何だろう。慶応の名誉教授・小林節は「独裁者だ」と決めつけた事に快哉を叫ぶ者もいただろうが。

話は変わるが、本日11時過ぎに始まった安藤忠雄の記者会見の頭約10分を見たが、新国立競技場建設問題は益々訳が解らなくなってきた。彼は巧みな関西弁の話術で「自分はデザイン審査までと最初から聞かされていたので、2,520億円の根拠は自分から訊きたい」と見事に責任回避して見せた。

私は兎に角元総理の肩書きと威光を笠に着て我が物顔に振る舞う森喜朗を筆頭とする一派を引き摺り下ろして、正常なデザインで正常なコストで普通の競技場を建てるべきだと思っている。しかし、「現時点では政界で彼にもの申せる者がおらず、もしも彼に撤退を進言出来る者がいるとすればそれは安倍総理しかない」と指摘した政治評論家がいた。

私は(竹中とともに?)受注したと報じられている大成建設は幾ら儲ける気なのかも尋ねてみたい。私は一般人の常識程度にゼネコンのビジネスの裏(談合等にまつわる複雑な事情)を聞かされているので、そういうものを排除すれば2,520億円などあり得ないと疑っている。TBSには安倍内閣が事ここに至ってこの問題を採り上げたのは、強行採決問題報道で不支持率が低下することを避ける手段だと論じた者がいた。流石にこの局は反安倍となれば言うことが凄いと感心してしまった。

但し、デザイン等を全てやり直して出直しても、コスト面ではとび職等の熟練した技能者の供給不足は明らかで、それが原価高騰に大きく影響するのは避けて通れない問題点だろう。



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