新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

韓国政府のホームページに対抗策を

2019-09-24 07:22:39 | コラム
閲覧者が増えるかも知れない:

韓国政府がそのホームページに我が国を非難し貶める内容の6ページだかの日本語版を貼り付けたという報道は承知していた。だが、我が国の方でそのようなものを喜んで読む者がいることなど考えられないので、言うなれば「静かな無視」の姿勢で良いことだと思っていた。

だが、23日の夜はどういう内容か気になる番組の他にW杯のラグビーにウエールズが初登場するとあってそれにも気を惹かれ、あっちこっちとチャンネルを変えていた。その中で出会ったのがPrime Newsで松川るい参議院議員が「この番組でこれを採り上げれば、かえって興味を抱いて閲覧する人が今でも増えているかも」と指摘したので、「なるほど、そういう考え方もあるのか」と初めて気が付いたのだった。

松川議員にせよ昨夜の司会だった松山も当然このホームページを読んであったので、その内容は韓国がこれまで主張し続けてきた慰安婦であり、大法院の判決であり、輸出手続きの変更であり、彼らの言うGSOMIA破棄の正当性だと聞かされた。何れにせよ古い話の羅列であり、今更そのようなことを並べ立てて何の効果があるかと思うのが普通かも知れない。だが、私が思うには松川議員が懸念して見せたように、我が国での閲覧者が嫌韓国派ばかりとは限らないのではと感じたのだった。

即ち、考えすぎかも知れないが、韓国政府が狙っている先にはこれまで散々我が国を貶めるような偽情報を発信したとか、我が国を批判し非難してきた政党や反日日本人たちが遺憾ながら存在しているのだ。彼らがこのホームページを閲覧すれば「そら見たことか。我が国はこれまでにこのような悪事を働いてきたのだ」と喜び勇んで、一層反日本的な言辞を弄する危険性が増すかと思わせられたのだった。勿論、これは悲観論者の私の考え方だが、このような結果を生じないとの保証もないかと危惧するのだ。


それにつけても思うことは、我が国は韓国に対抗する為だけではなく、海外向けに英語でも何でも良いので、我が国の正当性を主張する情報の発信でも広報宣伝活動でも良いから、“better late than never”で活発に行うべきではないのだろうか。佐藤正久前外務副大臣は外務省ではやっていると主張しておられたが、そうであればそれを一層強化すべきではないだろうか。韓国ではあの大統領の任期が続く限り、あらゆる手段を講じて我が国を貶めようとするとともに、海外の諸国向けに宣伝する行動を止めるとは思えないのだ。

私は我が国からも具体的な手法で、この虚偽と言いがかりばかりのホームページ作戦に対しても対抗して欲しいと願っている。先週、古森義久氏と木村太郎氏がアメリかでは韓国のロビーイングや我が国を貶める広報宣伝活動に対抗する動きがないと指摘していたのも大変気懸かりである。安倍総理、茂木外務大臣、宜しく善処方お願い申し上げます。



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