新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

菅新内閣関連の話題を避ければ

2020-09-20 11:36:23 | コラム
当分の間は新内閣の成り行きを見守っていこう:

テレビのCMに思うこと:

この件では何度か指摘したことだが、実に低俗な内容のものが多すぎるのでウンザリである。その点を私自身も某D社の若き担当者に「何故そうなるのか」と尋ねたことがあった。答えは簡単明瞭で「貴方方のような階層を目指して作っているのではありませんから」だった。この点は伝聞だが、ある大学教授が某テレビ局の幹部に同じような質問をぶつけられた時の答えも同じような内容だったそうだ。詰まり、彼等は視聴者を自分たちよりも格下のミーハー族だと看做しているらしいのだ。

それが証拠にとは言うが、私はほとんど熱心にミーハー族を対象にしていると思わせられる番組は見ていないのだが、CMには私が蛇蝎の如くに嫌悪しているジャーニーズのガキどもかその成れの果てが頻繁に起用されているし、何処か面白いのか理解不能なお笑いというのか漫才というのかコンビというのか不明だが、芸人乃至はタレントが起用されているものが圧倒的だ。そんなもの見なけりゃ良いじゃないかと言われそうだが、現に見ていない。だが、折角見ているスポーツ中継や多くの専門家が登場される番組中にも低俗なCMが出てくるので興醒めだ。

しかも、新型コロナウイルスの感染が本格化してからは、従来の大手企業のスポンサーが撤退されたかのように思わせられる。「こんな会社がこれほど頻繁にCMを打つようになったのか」と時代の変化を感じさせられると同時に、一つの番組についておられるスポンサー様の数か増えたという感が濃厚だ。この現象は取りも直さずウイルスの蔓延による景気後退を表しているのかと思って眺めている。テレビ局も広告代理店苦難の時代かという印象である。

軽自動車が激増:
東京都の感染者の数が又ぞろ200人台に戻ってしまった状況下では、基礎疾患を抱えている私は遠出を控えてはいる。だが、偶に外に出て街中で観察すれば、何も高速道路に乗るまでもなく、実に軽自動車が急増の傾向にあると思わせられる。これが地方都市で一家に一台ではなく、一人に一台というのは理解できるが、東京都の真っ只中でこれほど軽自動車が増えたとは意外だった。利用される方々には色々な利点(「メリット」なんていうカタカナ語は使わない)があるのだろうが、私にはどうしてもあのお世辞にもスマートとは言えないデザインは気に入らない。

特にアマゾンのような宅配ビジネスが盛んになると、一寸外に出ただけでもM太郎という配送会社の軽自動車にで会わない日はないと言っても過言ではないかも知れない。ある自動車通に言わせると、各社は軽自動車の売れ行きが伸びた為に、恐らくこれから時代が求めて来るであろう、電気自動車等々の新時代の車の開発というか開拓に遅れが見られるのだそうだ。私は自動車業界に暗いので論じきれないが、軽自動車は電気自動車ではないようだし、ハイブリッドと表示されたものも見当たらない。何となく不安に感じさせられる軽自動車の普及だ。

UBER EATS:
この普及も目覚ましい。一寸外に出れば疾走する自転車の2台や3台にすれ違う。中には歩道を遠慮会釈なく走ってくる者もあるので怖い。私はこの大普及を「スマートフォンによる包囲時代の到来」と形容した。あれほど利用者が多いことは未だに安全を期して家に籠もっておられる方が多いのか、あるいは便利さが受けているのかと思って眺めている。ダウンタウンの浜田がCMをやっている出前館という自転車はほとんど見かけないが、これもかなり流行の波に乗っているとかだ。当アパートには毎日「ワタミの宅食」の電動アシスト自転車がやって来ている。

私にはこのような食生活の変容が時代の流れなのか、新型コロナウイルスの蔓延によるものか、あるいは両方かは分からない。だが、時の流れは明らかにテイクアウトとかデリバリーの方向に進んでいるかのようだ。ということは、ウイルスの影響でレストランや外食業界が未だに苦境から脱却できていないとみるべきかも知れない。そして、雇用形態も変化しているのかと思って眺めている。



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