新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

トランプ大統領の政策実行能力

2018-05-16 08:20:47 | コラム
次々と公約を実行に移していく大統領:

私は以前に「トランプ大統領は着実に多くの選挙公約を実行してきたと思っている。だが、その各項目というか結果を拝見すると、前後乃至は縦と横の脈絡が乏しいようにも見える点がある。その辺りを評して少なくとも大統領を支持いない派に属する人たちが unpredictable であるとか、中間選挙目当てかロシア疑惑の解消を視野に入れていると評してきた。私はこれらの背景にあるものが「アメリカファースト」であり「アメリカを再び偉大に」であると思って見てきた。

そこに加えて今回はイスラエルの米国大使館をテルアビブからエルサレムに移すという物議を醸していた公約を実行した。そこには予想通りと言うか何と言うべきか、パレスチナの激しい物理的な抵抗があり、報道ではイスラエル軍の反撃により60人もの犠牲者が出ている由だ。私にはこの事態が今後どのような事態に推移していくかなどは到底予測不可能だが、パレスチナというかイスラム教徒が唯々諾々と容認しないだろう事は、あの聖地に絡む長い歴史に暗い私にも想像できる。

昨15日の夜は主にプロ野球の中継を見ていたが、矢張りPrime News の話題には捨てがたいものがあったので、暫くの間は木村太郎とケビン・メアの主張というか意見を興味を持って聞いていた。私は木村太郎の意見と予測には聞くべきものがあると思っている。昨夜は何となく不正確に聞いてしまったが、彼は大使館の移転はトランプ大統領の細大の支持派であるラストベルトの労働者の30%以上を占めるキリスト教福音派(Evangelist)に訴えるとことが大きいのだと指摘していたが、

現に大統領がビデオで大使館移転を祝福した音声でもEvangelistに語りかけていた。「なるほど、木村太郎の指摘には聞くべきものがある」と思って聞いていた。それに続いてケビン・メアが言うには「マスコミは何かというと大統領が打つ手と『アメリカファースト』を結びつけて言うが、歴代の大統領で『アメリカセカンド』を標榜した者がいたか。大統領としては特に目新しいスローガンを打ち出した訳ではない」と指摘した。これも「なるほど、尤もだな」と思って聞いた。

要するに「トランプ大統領は約束したことは、言わば二者択一で判断して果敢に『やると決めたことはやっていく』と極めて単純明快に実行しておられるアメリカの歴史上でも珍しい大統領になるだろう」ということだと思う。ただ、その過程で多くの政府高官や高級官僚を取っ替え引き返している印象が鮮烈なので、彼自身が fake newsと非難攻撃する反トランプの大手地方新聞社の批判は免れないが、脈絡云々は措くとしても、これから先も掲げた政策は実行して行かれるだろうと思わずにはいられない。

だが、時には同盟国である我が国にも貿易赤字削減対策として、鉄鋼とアルミに続いて今度は輸入自動車にも20%の関税の賦課をときついことを言い出した。昨夜のPrime Newsに登場したゲスト論客は「安倍総理はトランプ大統領との世界の他の首脳にはない親密な関係を活かされて、この面でも十分な話し合って欲しいもの」との意見だった。私もその通りだと思って聞いた。即ち、事態はここまで来ており、安倍総理が何処までトランプ大統領を説得して翻意を促してくれるかにかかっていると思う。

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