新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

トランプ次期大統領への疑問点

2017-01-13 07:07:05 | コラム
トランプ次期大統領の最初の記者会見に思う:

あの会見を落ち着いて見直せば言いたいことは沢山あるが、彼が強調する雇用創出について取り敢えず疑問に感じたことを。

それは専門商社の知人から最新のアメリカの雇用の統計の情報が寄せられたのだが、その好調な数字を見る時にアメリカ経済の堅調振りを思わせるのだが、これ以上何を目指そうとするのかが不明だと感じたのだ。原典は紙パルプ業界専門の調査機関・RISIが1月6日に公表した最新版。

>引用開始
最新の米国雇用統計によれば、12月の非農業部門就業者数が15万6千人増加したが、全体の失業率は前月からわずかに増加して4.7%で推移した。雇用が上向いた職種は、ヘルスケア部門や社会的支援部門などで目立った。

全体では12月の失業率は前月から微増の4.7%、失業者数の合計は前月から微増の750万人であった。労働者層別でも、12月の成人男性の失業率は4.4%、成人女性の失業率は4.3%、白人は4.3%、黒人は7.8%、10代の若年層は14.7%、ヒスパニック系は5.9%、アジア系労働者の失業率は2.6%と、どの層もほぼまんべんなく失業率がわずかに上昇している。

また長期にわたって(27週間以上)の失業者数は前月からほぼ横這いの約180万人で、12月の失業者全体の24.2%を占めたが、2016年の12ヶ月で長期失業者の数は263,000人減少した。
<引用終わる

あの記者会見に関する私の考えは別途。


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