新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

野党の視野狭窄を嘆く

2018-04-01 08:28:29 | コラム
現在の国際情勢の急速な変化を良く見よ:

未だに「文書書き換え問題」に執拗に拘泥している野党と新聞とテレビを見ると本当にウンザリだ。産経の阿比留瑠比は「極言御免」に立憲民主党の辻元清美(元はと言えば社会党だった)を評して、

>引用開始
昭恵夫人のフェイスブックに「野党のバカげた質問」などの投稿があった 際に、昭恵夫人が「いいね!」ボタンを押した件に関する反応も異様だった。立憲民主党の辻元氏は14日、国会内で記者団にこう怒りをあらわにした。「もう感覚が理解できない。なぜ『いいね!』を押したかも証人喚問に来 ていただいて、お聞きしたい」「いいね!」を押すのは必ずしも内容への賛同を意味しない。全てのコメ ントに機械的に反応する場合もあろう。そもそも、何に「いいね!」を押 すかまで監視し、証人喚問にかけるというのは、全体主義国家のようで気 持ちが悪い。
<引用終わる

と述べていたが、これが代表するように彼ら野党は「やりたくてやっている訳ではない」にも拘わらず、視野狭窄病から脱却できないのだ。彼らには「目を海外に転じて、情勢の変化を考えても見ろ」とあらためて言ってやりたいほど、国際情勢の変化の度合いは極めて大きく且つ急速過ぎるほど急速である。先日も指摘したが、独裁ではない指導者を頂くのは我が国のみである。

トランプ大統領を見よ。「アメリカファースト」の前には何物も何事もなきが如くではないか。私が記憶する限りでも国務長官を始めとしてあれほど数多くの閣僚と政府高官を解任した大統領はいなかった。自分の意に沿わねば辞めさせるのは大統領の権限のうちだろうが、度が過ぎていないかと怖れる。また一方には中国には半永久的な国家主席が誕生した。

しかし、この主席はそこに到達する前に十分に独裁的だったし「中華思想」などという穏やかな表現では追い付かないほど全世界に触手を伸ばしていて、私の目には着々と世界制覇を目指しているとしか映らない。その主席の前には不仲を思わせていた世界の170ヵ国が国交を結んでいるアメリカ式に言えば「ならず者」(rogue nation)だったはずのDPRKの金正恩までもが平伏しに訪れたではないか。

近頃はこの金正恩の動静が表すような世界の情勢の急変を見て「我が国は蚊帳の外」や「我が国は置いてきぼり」説をマスコミが声高に唱えている。私はこの報道ぶりは決して誤っていないと思わせられているという気がする。だが、我が国が安倍総理を始めとしてどのように海外で水面下で動いているかは、当然だと思うが全く報じられていない。表面に出た話は総理が今月の17~18日にトランプ大統領と会談されるということだけ。

私が危惧しているのは、DPRKがあれほど急速に方向を転換したというか、金正恩が外国に出て行ったタイミングを見る時に「拉致問題」の解決というかその進展をアメリカとDPRKの首脳会談に託そうかという姿勢である。我が国はそもそも真面目一方でフェアープレーの精神を尊重するので、対DPRKの制裁などを真剣に実行し圧力をかけて効果を挙げようと努めてきた、不真面目で実行していない国が幾らでもあると言われているにも拘わらずだ。

そういう真面目な姿勢の我が国をDPRKというか金正恩が如何に評価しているかなどということを、野党と安倍叩きに奔走しているマスメデイアはどのように考えているのだろうか。彼らは「蚊帳の外」だの何のと言う前に「どのようにして蚊帳の中に戻るべきか」にも触れるべきではないのか。何時までも「文書書き換え問題」に拘泥していれば、遠からぬ将来に諸外国で物笑いのタネにされはしないのかとは考えたことはないのかと尋ねてみたい。自分たちが「国際的に視野狭窄だ」という自覚はないのかとも尋ねたい。

私は現在ほど手前勝手な独裁的、強権的な指導者が増えた時期はないと思って見ている。その時期にテレビも新聞も「貴乃花親方格下げ」だの「高校野球」だの「プロ宇野球が始まって巨人がどうしたの」という報道に現を抜かして、国民の目を「野党の視野狭窄」から引き離すことに懸命であるとしか思えない。私は「野党の視野狭窄」ではなく、視野狭窄は「マスメディアと野党の連合」とすべきだと思っている。

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