新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

森保監督率いるサッカー日本代表

2018-10-17 07:40:20 | コラム
昨16日の対ウルグアイ戦の観戦記:

昨夜の試合は大変面白く且つ興味深くテレビ観戦させて貰えた。「これならば勝てる」と閃きではなく確信させて貰いながら見ていた。恐らく我が代表のサッカーをあれほど面白いと思いながら見たのは初めてのことだっただろう。内容にも色々と考えさせられた点が多かった。その辺りを思いつくままに振り返ってみよう。得点や失点の経過等はどうぞ新聞やテレビの報道でご覧願いたい。

森保監督の起用:
何故日本人の監督を起用することを躊躇っていたのだろう。当方は「W杯の時の西野監督と言い、今回の新任の森保監督と言い、何故外国人監督よりも良い結果が出るのだろうか」と思いながら観戦していた。特に田嶋会長が敢えて解任した前任者のハリルホジッチ氏の頃の暗い印象しかなかった全日本代表が、あれほど溌剌且つ楽しそうにサッカーをやっていたのは何故かなと痛感していた。あの当時の暗さは何も「監督とのコミュニケーションが云々」という問題ではなかったのではないかと思わせられた。

世代交代:
アナウンサーもマスコミも「若手の活躍」と囃し立てるが、私がしきりに主張してきた「世代交代」を森保監督が実行した結果が昨夜を含めて3試合連続して勝てたという最大の原因の一つだろうと思わせられた。私にはハリルホジッチ前監督も協会も南野、堂安、中島将等々を使えるとは評価していなかっただけではなかったかとしか見えなかった。使ってみれば、あれだけ強豪のウルグアイを相手に一歩も引かずにやって見せたのだから、彼らをロシアのW杯で使ってみたら結果が出たのかも知れないなとまで思わせられていた。

今頃になって言うのは些か恥ずかしいが、私は中島翔のサッカーには閃きを感じさせられていたし、あの恐らく代表の中で最も小柄に見えながら、技のスピードが速く身のこなしも巧みなフェイントのかけ方等を見れば「ひょっとすればひょっとするのではないか」と評価はしていた。だが、自分がそうだったから言えるのだが「小柄」という点から前監督も協会も「本格的に使ってみよう」とまで踏み切れなかったのかだろうと解釈してみた。だが、昨夜の出来では「使えること」は立証されたようだった。そういう意味では南野も堂安も同様だろう。

正確だったパス回し:
昨夜の我が代表の出来が良かった点で特に目立ったのが「非常に正確且つ的確なパス回しが出来ていたこと」で、短期間に方々から集めた若手の間で「良く合っていた」ことが素晴らしいと思った。「良く合っていた」というのは、私が嫌う妙なカタカナ交じりの日本語にすれば「コミュニケーションが取れていた」という意味である。あの正確さで日本独特の敏捷性で動き回れては、「個人の強烈な身体能力依存型」のサッカーをやっていたウルグアイが付いてこられなかったのも無理はないと思う。

懸念:
ここで私が密かに懸念することは「これから先に例えばアジアカップ戦などでも、何時何処で誰を相手にしても昨夜と同程度の質が高いサッカーをやれるのか」という点である。即ち、ズバリと言えば「昨夜が出来過ぎであってはならない」ということで、常時あのようなサッカーが出来るのかという意味である。それは「個人の身体能力依存で組織力に欠ける恨みがあったウルグアイが相手だったから通用しただけ」となって貰いたくないのだ。アジアには韓国のような「恨」を前面に打ち出して食い下がってくる相手もいるのを忘れてはならない。

守備力:
新キャプテンの吉田麻也は3点も取られたことを反省していたようだが、あれほどの強烈な個人の身体能力の高さと個人技と言うよりも「個人の体格と体力依存」という我が国とは全く異質のサッカーを相手にして世代交代組までを入れた顔ぶれであそこまでやれたのだから、そこまで反省しなくても良いと思う。世代交代組には長友や吉田のような蓄積された経験がある訳ではないのだから、失点多さは今後の改善に待つしかないと思う。

ウルグアイのサッカー:
矢張りFIFAのランキングは当てにならないと言うことかも知れない。ウルグアイのサッカーの質を見ていると、私が日頃から批判しているアメリかのMLBの野球の質が「身体能力ショー」と化してしまったのを想起させられた。南アメリカの運動選手たちは、アメリかで育ってきた連中のように大学卒業までの間に「フットボール、バスケットボール、ベースボールに親しみ、それぞれに適した身体能力を高めてきた」のである。

だが、南アメリカの連中は言わば「単能機」であって、どうしても身体能力のみに依存するから深みがないのであると、私は批判的に見ている。ウルグアイの選手たちで私の見立てで目立った点は「GKがヘボで失点が多かった」という辺りか。

結び:
なお「ウルグアイの単能機問題を指摘するのならば、我が国の運動選手たちは如何に」と言われそうだが、それは別な問題だと思うので、ここでは論じない。何れにせよ、昨夜の勝利は立派な出来であり、選手たちと森保監督を褒めて終わりたい。

ジャンル:
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