新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

変異株オミクロンがもたらした事態に思う

2021-12-03 09:42:47 | コラム
オミクロン株発生による混乱:

敢えて「混乱」とする。今回は岸田内閣が先手攻撃に出ようとしたのは結構なことだったとは思うが、各方面の対応の足並みが揃っていないような感が濃厚だという印象。私が気になっている問題点を挙げていこうと思う。

*司令塔不在では:
安倍内閣では西村・加藤・菅、菅内閣では西村・田村・加藤という各大臣の三本立てて、新型コロナウイルスに対応してきた。だが、誰が中心となって事に当たっているのかは不明であるとの批判は耐えなかったと思う。西村康稔氏の如きは一貫して経済何とか担当との兼務だった。記憶違いでなければ、岸田総理は専任者を置くと言われた気もするが、そうはなっていなかったようで、後述のように国交省航空局が良かれと思ったのだろう、先走りの告知をしていた。司令塔がいれば防げた事態のように思えるのは誤解か。

*専門家は何をしているのか:
少なくとも現時点では「オミクロンがどれほど危険であり、如何なる経路で感染していくのか、ファイザーを始めとするワクチンの効果を本当に減殺するのか、我が国に既に持ち込まれているのか、何故第5波があれほど収束してしまったのか」等々が殆ど解明されていないのである。私などは何株であろうと、未だ嘗て無かったウイルスが入ってきたのである以上、専門家と雖も素早くは正体を究明しきれないのは仕方がないのかも」と、ほんの少しだけ同情的には見ているが、正直なところは「何をやっているのか」と腹立たしい思いなのだ。

*マスメディアの空騒ぎ:
忌憚のないところを言えば、例によって例の如き「さー、新変異株オミクロンは怖いぞ、危険だぞ、恐れ戦け」という姿勢で、オミクロン株によって天地が今にもひっくり返るのではないかと思わせられるほどの過剰報道なのだ。彼らは報道機関の務めとして「危険の度合い」を知らせて、人々に警戒態勢を採って貰うべき立場にあるとは思うが、騒ぎ過ぎであると感じているのは私だけだろうか。聞かされた方が「オオカミ少年」だと受け止めてしまったらどうするのだろうか。

*国交省の先走った予約停止の要請:
橋本徹氏は憲法問題まで持ち出して批判していたかと思えば、官房長官がしどろもどろで打ち消したりしていた。このような混乱を批判したくもなるが、上述のような司令塔が誰か、どの省かという問題もあると思う。橋本徹氏は憲法の問題だとまで言うが、私は矢張り縦割り行政の問題点も感じさせられた混乱だったと思って見ていた。だが、「過ちて則ち改むるに憚る事なかれ」だったと思う。

*濃厚接触者の隔離・保護の場が整備されていなかった:
言い過ぎだったら謝るが、ウイルス問題が発生してから間もなく2年である。その間に各「波」の間に時間的な余裕があったはずだ。それにも拘わらず、未だに空港で陽性と判明した人たちを収容して14日間なり何なり隔離しておける施設が整っておらず、帰宅させてアプリで管理するとか言っている。不手際ではないのか。これも司令塔不在の結果だと思っている。神奈川県では15名の濃厚接触者を成田から葉山のホテルまで搬送していた。成田空港の近所に施設も場所もないのかと訝った。

立憲民主党ではないが、ここまで批判ばかりだったのは反省すべきかも知れないが、もう少し何とかならないのかなと思っているのだ。

*余談:
オミクロンはギリシャ語なのだが、アルファベット表記ではomicronとなっている。我が親愛なるマスコミは躊躇せずローマ字読み的かどうか知らないが「オミクロン」と表記した。だが、ジーニアス英和もOxfordでも発音記号は「オウマイクロン」だったとは指摘した。畏メル友佐藤氏は「オミクロン」が標準のようであると知らせて下さった。そこで、昨日漸くテレビのニュースの音声を捉えることが出来たが、アメリカでもUKでも「オミクロン」と「オウマイクロン」が混在していた。英語って面倒な言葉だなと、あらためて感じている。


コメント   この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12月2日 その2 アメリカは... | トップ | 新宿駅西口に出掛けて »

コメントを投稿

コラム」カテゴリの最新記事