新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

頂門の一針第3821号の「究極の平和呆け」に思う

2015-10-31 16:00:05 | コラム
究極の平和呆け:

天下の無法松様は頂門の一針第3821号に以下のように指摘されていました。

>引用開始
10月24日のテレビ朝日の番組で、あの池上彰さんが北京政府の南沙諸島での軍事施設人工島のことを話しておりましたが、池上様は何と「中国とアメリカが衝突して、アメリカが我が国に助けを求めてきたら、自衛隊はどうするのでしょうか。」と言いました。

お見事です、能天気とはこの様なことを言うのですね。

北京政府のことを言うのであれば、その逆で、「我が国と北京政府が衝突して我が国が米国に助けを求めたら、米国政府は我が国の防衛に動いてくれるでしょうか。」と問い掛けるのが普通の常識ある人間でしょう。

中国と一般的に呼ばれているシナ大陸にある北京政府国家が、太平洋ではなく、大西洋に位置しているのであれば、そのお言葉は間違ってはいないでしょうが、「中国」とはシナ大陸にある中華人民共和国のことで、このお国は我が国の西のすぐお隣に位置して居ます。(以下略)
>引用終わる

此のご意見に賛成です。私は池上彰という人物を一切信用しておりませんでしたので「良くぞ言って下さった」と思って拝読しました。何故信用しないかには二つの理由があります。先ずは如何に天下のNHKのOBではあっても、こどもニュースの担当だった方があれほど自由自在にと言うか伸び伸びと世界と天下国家を論じられるのには大いなる違和感を覚えておりました。引退後に大学院にでも通われて余程勉強されたのでしょうか。えらいものです!

次はその疑問を長年のつきあいがある共同通信OBの方にぶつけてみましたところ「彼は与えられたシナリオを巧みに読んでいるだけの人だ」と教えられて納得しておりました。しかし、今回は天下の無法松様のご指摘のように舞台がかの古館を抱えるテレ朝であれば、シナリオを離れて彼の本性を現す発言となってしまったのであろうと推察します。それに、彼は最も発行部数が多い週刊文春に「池上彰のそこからですか”?!」と題する連載を持っています。影響力は侮れないでしょう。

そこで恐ろしいことは、これまでに多くのテレビ番組に登場して尤もらしい意見の述べて有識者の一人であるが如き地位を得てしまった上でのあの放言では、罪なき視聴者が有り難き池上様のご託宣であれ「そういうものか」と影響されてしまうだろう点です。しかも、彼は”NHK”という七光りを背景に持っております。フジテレビには「中国には謝って謝って謝り倒して末は属国にして貰えば良い」等と言う漫画家が出ています。

私はこのようなマスコミが第三者の口を借りて吐く本音が非常に危険であると常日頃思っております。彼らには決して自社の意見としては報じない姿勢を貫く巧妙さがあります。聞いている罪なき視聴者は信ずるテレビ局が起用数有識者様が仰せになることとばかりにアッサリ信用することを怖れております。



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