クリスマスツリーと十字架、その意外すぎるルーツと歴史をご存知ですか?
12/23(土) 7:04配信
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キリスト教、十字のパラドクス
朽ち木は十字形をしていなくても、ひざまずいた信者は自分で額(父)、胸(子)、両肩(聖霊)と片手で十字を切る。ひと昔前までヨーロッパの食卓では丸いパンをナイフの先で十字の切り目をつけてから手でちぎるのが普通だった。 十字のアクションは逆説的に破壊を意味することもある。バツ印だ。死の後で復活したキリストが信者の死後に永遠の生命を与えるというパラドクスをかかえたキリスト教に十字はよく似合う。 * * * ☆竹下節子氏による「キリスト教」についての記事は以下をご覧ください☆ 「保守的で非科学的な「キリスト教原理主義」が秘める意外な可能性とは――排他主義か社会変革か」 「キリスト教は女嫌い? 妻帯司祭と女性司祭にまつわる真実の話――独身制は性を超えるか」 「キリスト教は千差万別! どのような宗派とどのように関わるか――「普通の日本人」のための実践ガイド」
竹下 節子(比較文化史家)