めりーちゃんのヒツジ☆★~真の乙女を目指す宣言~

いいコトも悪いコトも、自分を創るための貴重な経験ですっ(≧▽≦)♪

切羽詰らないとできないんだよ!!

2006年06月11日 | 留学【実録フランス生活】
明日は卒業試験。
試験に向けてやらなきゃならないことがたくさんあるのに、うだうだしてるうちにいつのまにやら夜中の12時・・・。
昨日もろくに寝てないから、今日こそは早く寝るぞ!って気合入れてたのに・・・。

とりあえず詳細は明日書くことにします。
このままだと本気でヤバイんで

あ~早く楽になってわが国に帰りたい。

胃痛と戦う乙女。

2006年05月27日 | 留学【実録フランス生活】
卒業を間近に控え、学校が以前にも増して緊迫状態を期している。

友人のデルフィーヌはみるみるやせ細り、
「もう痩せるのやめたらってみんなに言われるんだけど、喉の奥に何かがつっかえるような感じで、何も食べられないのよ・・・。食べても吐いちゃうし。。。」と言う。

わかる。痛いほどわかる
私は君の逆で、胃痛を感じながらも過食気味なのだよ。
「やせるなんて、うらやましいなぁ~!(Je t'envie)」と言ったつもりが、
「あなたが欲しい!!(J'ai envie de toi)」だった・・・

・・デルフィーヌ、一瞬ビビッて大爆笑してくれてアリガトウ
仏語が紛らわしいんじゃボケ~
「でも、私が男の子じゃなくてよかったねぇ
・・・いえ、可愛ければ女の子でも一向に。

なんて場合ではない
放っときゃ治るだろ的なノリで放置しておいた胃痛が次第に悪化し、吐き気・頭痛・更にはあまりの腹痛で目を覚ますようになってしまった。
頼みの綱の正露丸も効きゃしない・・・

本当はみんなで飲みに行くはずだったのに、私の体調不良が原因で、医者を呼ぶ羽目に・・。
こっちって本当不便だよなー。
日曜は開いてる病院がありません とか断言されちゃったしさ。
で、医療関係の電話番号たらいまわし状態

「もう30分も電話たらい回し状態よ!!こんなことしてる間に、もし病人が死んだらどうしてくれんのよ」とオードレーが電話越しに啖呵をきった!!
・・・ま、もっともだ

そしてようやく医者がやってきたのが4時間後・・・
今日は病院が全部休みだから、色んなところから電話がかかってきて大変だとのこと
待っている間にも私はどんどん衰弱し、ぐたっとなっていた。

ギリシャで野犬に襲われてからと言うもの、破傷風と狂犬病が発病するかしないか、恐怖に恐れおののきすぎて、精神的に参ってしまっていた。
(詳しくは保険会社とのバトルを、すぐさまここに書きしたためます。)

しかし病状からしてもそんなに恐ろしい病気ではなく、
『フランス人がよくかかる、ウィルス性の腸炎』とのこと。
空気感染もします って話。

腸炎
今まで一回もかかったことないんですけど・・・
ウィルスって何の
『フランス人はよくかかる』ってことは風邪みたいなものなのでしょうか・・・?

ということで始まった、長きに渡る私とウィルスとのバトル
これが意外とシツコイんです

フランスではお薬や注射液も、全て薬局で処方してもらって、また医者に持ってってやってもらう って感じなので、本当に面倒なシステムだと思います
早く治したいのに、月曜まで薬局のオープンを待ち、注射液を手にしたはいいが、次の予約を取らなくては!!というメビウスの輪。

しかも使用方法説明してくんないから、危うく注射液飲もうとしたっちゅーねん

・・・あー九死に一生。

カンヌ映画祭。

2006年05月22日 | 留学【実録フランス生活】
ご存知の通り、カンヌでは映画祭が開かれております。
ニースからは電車で30分なので、友達のデルフィーヌ・セリーヌ・オードレーと3人でカンヌへ向かうことになった。

もしかしてスターに会えちゃうかも

有名な赤じゅうたんも見ましたし、町中にはパスをぶらさげた映画関係者がぞくぞくって感じです

しかし、あの狭い町に世界中のスターが集結しているなんて、すごいです奇跡です~

手っ取り早く言いますと、会っちゃいました!いっぱいいました~

とあるホテルで出待ち・入り待ちをしていると、いかにもな感じの黒塗りの車が引っ切り無しに出入りを繰り返していて、無名のセレブに混じって現れた面々のそうそうたることと言ったら…

今日1日で目撃したのは、ブルース・ウィリス、ロバート・デニーロ、アヴリル・ラヴィーン、マコーレー・カルキン、サミュエル・ジャクソンです

ありえない、ありえない・・・
何が驚いたって、車を追いかけた時の自分の足の速さに脱帽です

出待ちのやり方も学んだことですし、来年もこれだけのために来るかも知れません。
いえ、それだけの価値はあると思います

モナコのファッションショー。

2006年05月06日 | 留学【実録フランス生活】
ギリシャ帰りでとにかく疲れているにも関わらず(旅行で踏んだり蹴ったりだったから)、帰国の翌日に予定されていたモナコのモンテカルロホテルで開かれるファッションショーのお手伝いへ。

…っていうか本当は行きたくなかったんだけど、
「めりーは5日には帰ってきてるわよね?」と先生に聞かれたとき、思わず
「あ、夕方なら」とか答えちゃったからだよな~
とっさに嘘がつけないタイプだからなぁ

どーしよう、面倒くさい。
『帰国が遅れました』とか『体調悪くて』とか言ってどたキャンしようかな…
などと考えていたが、しぶしぶ出かけることに。

やっぱりモナコといえばブルジョアの国。
金持ちしか住めないだけあって、結構きらびやかな感じですね…ちょっとだけ。

な、なんと驚くことにモナコのアルベール王子様(故グレース・ケリーの息子)まで来ていたので、こっそり写真におさめました
しかしこんな所で王子様に会っちゃうとは驚き

王子って言ってももういい年だし頭も寂しくなっちゃってましたけど、それはともあれ・・・。
欲を言うなら超イケメンで名高い、アルベールさんの息子(故グレース・ケリーの孫にあたる)王子さまが来てればもっと良かったんですけど、バチが当たりそうなので声を大にはできませんが。

そもそもこのショー自体がグレース・ケリーが主催していた団体のものらしく、今は息子のアルベールさんが引き継いでいるとのこと。

そしてデフィレの後にはお約束のカクテルパーティーが
毎回これが一番楽しみなんだよな
なんたって高級シャンパン飲み放題だし、ケーキやらおつまみやらが食べ放題

「めりー、折角だからたくさん飲んでおくのよ
という朋友たちの助言も去ることながら、メインイベントとばかりに…

ええ、まぁ、一流ホテルのライトアップされたプールを見ながら、バルコニーでシャンパンを片手に友と語るっていうのは素敵なものです。
いつもはそれほど話さないプレシリアと一緒にバルコニーに出たので、今後の行く末について語りました

っていうかおりこうさん組だったはずのプレシリアも、最近『奇行』が目立ってきてるし…。でも、うちの学校にいたら無理も無いかも。
スケジュールもテストもみっちりで、先生も更年期障害で生徒に当り散らしてるし、なんていうか毎日が期末テスト前夜と同じ気分っていうの?
やっぱこれが一番ぴったりな表現だろうな。

う~ん。
シャンパングラス3杯でふらふらになってしまったのはもったいない。
もっと鍛えないと、
「飲む人と飲まない人がいるのに会費が頭割りって納得行かないわよね!食べ物だけでもとを取るなんて絶対無理よねぇ!」
って涙をのむ立場のままだしなぁ。

人種がどうのこうのって、かなり腹立つ。

2006年04月27日 | 留学【実録フランス生活】
私は基本的には『人種や言葉が違えど、人間同士の繋がりにはそんなことは関係ない』主義なのですが、相手がやたらと人種にこだわる場合や、差別をしている人のことは遠慮なく差別しますよ。

例えばうちの学校の先生。

今日実習をやっていたときのこと、私は間違いを指摘されて怒られ、あまりいい気分ではなかった。
でもそれは私の間違いなんだし、授業内容で叱られるのはみんな同じなので、当たり前だがそこは口答えなどせずに従っている。
(フランス人の女の子たちは『ああいえばこういう』で先生も生徒も関係なく、「だって…」「でも…」と他人のせいにしたり、物のせいにしたりして100%反論をする)

ところがこの先生は時々、「日本ではこうかもしれないけど、フランスではこうなのよ」とか、「あー、また日本人の悪いクセがでたわね」などと差別的なことを口にするのだ。

クラスにはブルガリア人もいるのだが、先生が「ブルガリア人がどうたらこうたら」と言うのは聞いたことがないので、私だけ差別されてる気がしてとても嫌な思いが溜まっていき、さすがに限界が来た。

だから今日また「日本ではこういうやり方が正しいわけ?!フランスでは違うわ」という言い方で間違いを指摘されたので、「わかったの?!」と念を押されたときに「わかりません」と強く言ってしまった。

そしたらまた「あー、日本人の性格が出たわね」と笑って言われたので、さすがに堪忍袋の緒が切れてしまい、それ以降何も言わなかったし、手に持っていたものを放り投げて帰ろうとした。

すると先生が「めりー、何があったの?ちょっとお話しましょうか」と優しげに私を彼女のデスクまで連れて行き、椅子に座らせられた。

「私は、めりーが日本に帰ったとき、間違って覚えたまま帰ってしまって『フランスではこういうことを教えてるの?』と誤解されたらいけないと思うのよ。だからやり方を指摘しただけでしょ?」
と言うので、
「いえ、そのことに関しては理解してますし、反論もないです。私が言いたいのは別のことです。あなたが人種のことを頻繁に口にするので、だいぶ前から人種差別されてるような気がしてました。」
と言うと、
「べつにめりーが日本人だから叱ってるんじゃなくて、周りの子も平等に叱ってるわよ?私は悪気があって言ってる訳じゃないのに」
と笑って応えるので、
「そんなこと言ってるんじゃなくて、『日本人の性格がどうの』とかさっきも言ったじゃないですか。日本にだって私みたいな人間だけじゃなく、色んな性格の人がいるんですよ?あなたは日本のことも日本人のこと何も知らないくせに、そういうことばっかり言わないで下さい。そういうの差別って言わないんですか?」
と言った。

すると彼女は『フランス女らしく』、ああいえばこういう戦法で責めてきた。
「私はアジアが大好きだし、日本人の友達もいれば、日本にだって行ったことあるわよ。だから全然知らない訳じゃないわ。だけど実際フランスと日本は文化も人種も考え方も違うし、『全く同じ』ではないでしょ?どうしても違いが出てきちゃって当たりまえなのよ。それに、『日本人の性格がどうの』って言ったんじゃなくて、あなたは自分の意志を曲げない強い意志を持っているから、それを評価したのよ?一人で外国で暮らすっていうのはすごい勇敢なことだと思ってるし。でも、このクラスの大半の子たちは、何にも考えてなくてとりあえずこの学校に通ってる子ばっかりで、あなたみたいに強い意思がないのよね…。」

などと、今度は他の生徒を非難して私の機嫌を取ろうとしてきたのだ。
でも彼女の中には「各人種に対するステレオタイプ」「人種の違いは取り払えない壁」として強く根付いていることが判明した以上、私もこの人を遠慮なく差別します。

この先生は生徒から「先生としてなっていない」と評判が悪いので、私と先生とのやり取りを聞いていた数人の友人が、事後に「あの時めりーのこと頑張れって心の中で応援してたよ!」「ノーってよく言ったね!」「『日本人の性格が』って先生が言ったとき、鏡越しにめりーの怒りに染まっていく表情を見て、『そりゃそんなこと言ったらめりーも怒るわ・・』って思ってたよ…」と言ってきた。

気持ちはありがたいけど、彼女たちもどうせ口答えするんなら、言い訳じゃなくて本音をずばっと言っちゃえばいいのに。

フランス男

2006年04月25日 | 留学【実録フランス生活】
今日はギャラリー・ラファイエットというデパートで、メイクのデモンストレーションがあった。
と言っても私がやったわけじゃなく、クラスの何人かの友達が、ボディーペインティングのデモをすることになっていたので、オードレーと一緒に遊びに行ってみた。

それにしても、全身のボディーペイントなので、お客さんみんなが見ている中、売り場の一角でほぼ全裸になってくれたモデルの子は偉いと思った。

別にアートなんだから、エロとかそういうのとは程遠いのですが、中にはどうでもいい若者がエロい目で見ながら心無いことを言ってくるわけですよ。
そーゆーのムカつきます。

ショーの後、モデル役になっていたデルフィンとオードレーと私で、デルフィンのアパートへ行き、色々な話をした。

特にフランス男がムカつくという話。

私はこっちで1人で道を歩くのが嫌いです。
それはフランス人の女の子も同じらしく、理由は、楽しいはずの時間をその辺の男どもに邪魔されて台無しになることが目に見えているから。

若い男の集団に突然「わっ!」とか言いながら驚かされたり、「キレイだね!」「かわいいね!」とか言って、絶対声を掛けてくるのです。
それも爽やかにじゃなくて、必要以上にしつこくてウザくて、あれはもうチンピラや不良集団に絡まれてる気分です。

「何がムカつくって、奴らが全ての女を尻軽だと思ってることがムカつく!」と私が言ったら、「もう本当にその通り!」と3人で意気投合。

デルフィンは最近そういう男に声を掛けられ、怒りモードで
「私、婚約者がいるんだけど!」と言ったらしい。
そしたら相手の男は、
「あ、平気平気。俺は嫉妬するタイプじゃないから!」と言ったらしい。
デルフィン的には殺したくなる勢いだったと思います。

オードレーはパリジェンヌなのですが、
「私はパリの電車の中で変な男に出会ったよ。」
と、その出来事を話し始めた。
彼女はその時、友達6人と電車に乗っていたらしいのですが、そこへ男がやってきて、何と面と向かって端から顔を評価し始めたらしい。
「お前、顔はまあまあだけど、変な鼻してるな。」
「お前は身体はいいけど、顔がなぁ~。」
「そしてお前、何でここにいるわけ?存在理由が分からない」
と、失礼極まりないことを次から次へと言っていったそうな。

その間一番端に座ってたオードレーは、何を言ってやろうかと考えていて、自分の番が回ってきたときにすかさず
「あんた自分の顔鏡で見たことあるわけ?ブサイクのくせに偉そうなこと言ってるんじゃないわよ。」と言ってやったらしい。
女の子はそういう場合あまり言い返せないらしいので、その男も少し驚いた様子で渋々どこかへ消えて行ったらしい。

フランスではおじいさんくらいの年齢の人も、平気で若い子をナンパしたりする。私もおっさんに声を掛けられるのが多いのだが、それもムカつく。
話し相手が欲しい孤独な老人とか、そういうんじゃないから。

オードレーの友人は、そういう老人に向かって
「おじいちゃんにしか見えないし、ありえないから。こんなことしてる間にとっとと家に帰って孫の面倒でもみてやりな!」と言ったらしいが、全くその通りである。

そしてこの前私たちが目撃したのは、イギリス人の女の子を追いかけてるくだらない男共の姿。
同じ方向に向かっていたので一部始終見ていたのだが、女の子が嫌がってるのにも関わらず、無理やり肩を組んだり2人の男で左右を固めて逃げられないようにしたり、歩きながらお尻を触ったり、もう犯罪の域だった。
私たちは巻き込まれるのを恐れて何も言えなかったのだが、5~6人の男が2人の女の子に20~30分に渡って付きまとっていたのだ。

…ありえない。

そういう面では日本のほうが全然暮らしやすいと思う。
こっちではものの5分で自分の時間を壊されてしまうので、気軽に散歩もできやしないんだから。

海外生活の危険。

2006年04月21日 | 留学【実録フランス生活】
学校の課題が山のようにあるので、それを連休前に終わらせてしまおうと思い、いつもお世話になっている日本女性にモデルになってもらおうと、約束を取り付けておいた。

課題=戦争の負傷者メイクor交通事故負傷者の特殊メイク。

…まぁ結構グロいわけです。

ところが約束の日彼女の家へ向かうと、彼女と一緒に、建築家を目指す同い年の女の子(時々遊ぶ子)が、パジャマ姿でお酒を飲んでいるではないか。
しかも顔が腫れてる。

こりゃ何か尋常じゃないことがあったな と雰囲気から悟り、聞いていいものかどうか戸惑いつつも、「えっ…?どうしたの?」と問いかけた。

すると彼女は驚くべき出来事を打ち明けてくれたのだ。

彼女は大学の寮に住んでいるのだが、その前日に誰かがドアを叩くので、きちんと確認せずに開けてしまったらしい。
そうしたら見知らぬ男が部屋へ無理やり入ってきて、彼女の頭を金属のような物で5回ほど殴りつけたらしい。
その衝撃で彼女は数分間気を失い、頭の方も真っ赤になって腫れていた。

お金が目当てなのだろうと思ったので、サイフに入っていた10ユーロ札を差し出すと、それでは満足せずにレイプしようとしてきたとのこと。
無理やりベッドに押し倒され、服を脱がされそうになったので、もう必死に抵抗して、「私が持っているお金全部あげるし、警察にも連絡しないから、お願いだからそれだけはやめて」と言ったらしい。

幸いにも彼は、彼女が隠しておいたお金全額を持って部屋から出て行ったとのこと。

彼女は話しながらも泣きながらガタガタ震えていた。


同じ女として、日本人として、そいつのしたことは絶対に許せません。
傷ついた彼女を目の当たりにして、何て言葉をかけてよいのやらも思いつかなかった。

「頑張っている人に限って、災難が降りかかってくる気がする」
と先日もブログに書きましたが…
神様は試練を苦にして挫折してしまうような人には、試練を与えないのかもしれませんね。
「この人ならきっとこれを乗り越えて、立ち直って強くなれるだろう」と考えた上でこのような災いをもたらすのでしょうか…

私はこの事件の後、ブログを書こうという気が起きませんでした。
彼女があんな状態になってしまい、私もかなりダメージを受け、鬱状態に陥っていました。

言葉が違うということ、外国人だということ は海外生活において非常にネックになっていると思います。
今回のことは、彼女がこちらに来たばかりの頃でなくてまだ救いだったと思います。
危険を回避するための言葉を話すことができなければ、身体までボロボロになっていたかも知れないのですから。

ことに日本人は、安全な国の中で平和に過ごすことに慣れている民族ですから、カモにされやすいですし。

私ももう、こんな国に見切りをつけて帰りたいと思いました。
海外での1人暮らしは、孤独と葛藤と不甲斐なさ、憤り、文化の違いや意思疎通に対するやるせない思い  これらの精神的苦痛が常に付きまといます。
その中で楽しいことや嬉しいことが時々あるくらいです。

精神を鍛えたい人は、1人で海外生活をしてみることをお勧めします。


その後の彼女はと言うと、同じ部屋に住むのはあまりにも怖いので、しばらく家を空けている知人の日本人女性の部屋に住まわせてもらっているみたいです。

「ここに残って本当に自分のやりたいことができるのだろうか?果たしてこのまま時間が過ぎてしまっていいのだろうか?」と彼女も悩んでいたので、「よく言えば今回の出来事は、『日本に帰ったほうがいい』って背中を押してくれたってことだよね。」と言っていました。

彼女は強いです。

アルル。

2006年04月16日 | 留学【実録フランス生活】
昨日はマグダラのマリア様が流れ着いたというサント・マリー・ド・ラ・メールに行こうと思って、突発的にアルルへ向かった。
アルルまではここから電車で3時間。
アルルで一泊して、次の日に目的地まで行こうと思っていた。
ネットで調べたら「比較的宿はたくさんあって、予約ナシでも見つけやすい」と書いてあったから安心してました…

なのに、なのに…
5件くらい当たってみたが全部埋まってるとのことで、かなりガッカリ
ホテルの予約くらい事前に取っておくんだったよぉ

今週末はキリストの復活祭で3連休。
アルルの円形闘技場では闘牛も行われて、ものすごい人だかりで大騒ぎになってました。

一応見所は見たし、美味しいパエリヤも食べられたから良かったんだけど、1日で電車の往復6時間はさすがにきつかったなぁ…

っていうかアルルまで行っちゃうともう、フランスの影も形もなく、ほとんどスペインでした
人々も陽気で、姿かたちもスペイン人に近く、フラメンコの衣装とかも売ってましたし。

あぁでも闘牛とフラメンコくらいは見たかったなぁ…
1日で往復できることも分かったし、とりあえず週末また行ってみようっと

そうそう、駅を出たときに中国人の集団がいて、その中の男子(20年前の日本の俳優みたいな)に声を掛けられました。
「中国人ですか?」と。

カナダにいたときもそうだったんだけど、私は台湾人に見えるらしく、何度か「中国人ですか?」と中国人に聞かれたことがある。

それで不思議に思い、
「私って中国人に見えるの?」と尋ねたところ、
「中国人と日本人どっちか迷うところだけど、中国の中でも『台湾人』に見える」と。
そしてなぜか中国人にすごく好かれる

なんだかわけのわからないうちにその中国人団体と一緒に行動する羽目になり、その中の女の子2人とは言葉を交わすこともないまま、男性人3人+私1人で喋りながら観光した

『私はパエリヤも食べたいし、ホテルも探さなきゃならないし、博物館も見たいんじゃ~!いい加減開放してくれ!!』と心の中で叫びつつ、
「あの…私今晩泊まるところを探さないといけないから、そろそろ別れます…」と告げた。

すると彼らは、
「一緒にご飯食べて、それから一緒にホテル探してあげるよ!!」
とニコニコしながら言って来た。
『いやいや、そういうんじゃなくて、私は一人で気楽にブラブラしたいんだよ~。』と思いつつ、
「気持ちはありがたいんだけど、せっかくの観光なのに、あなた達の時間を削ったらわるいから…自分で探します!!」と笑顔で言った。

私が出会う中国人っていっつもこんな風に優しいんですけど、裏があるから気をつけてね!と他の日本人に忠告されたことがあるので、かなり警戒してます。

それにしても中国語って、近くで聞いてみると結構キレイなんだよなぁ~。
あの流れるような独特の言語

やった~。

2006年04月13日 | 留学【実録フランス生活】
3ヶ月くらいずっと壊れてたコンロを、大家さんが新しくしてくれたよ~

こ、これで好きなときに好きなだけ料理ができるっ
コンロと言うものがこんなに素晴らしいものだったとは…

嬉しくて授業もままならないくらいニヤニヤしてました
コンロごときでこんなに胸が躍るとは知りませんでした。

ついさっき、夕食に大根餅を作って食べました
大根と言ってもナヴェという西洋カブを代用したものですが…

日本食ばんざいっ

…ウキウキしてたのは確かにコンロのせいもあるのだが、ママンが荷物と一緒に送ってくれたKAT-TUNのDVDを夜な夜な見る楽しみが増えたせいもあるかな

やっぱジャニーズは売り方がうまいよな~
ファンを飽きさせない秘訣をとことん知り尽くしている気がする。

どこかの某娘さんとの違いをまざまざと見せ付けられたっていうか、なんていうか。

「好きな男性芸能人は?」
って聞かれても頭を抱え込むくらい、芸能界にそこまで好みの人がいなかった私ですが(好きな女性芸能人は数え切れないほどいたが…)、久々に虜になってしまいました

あぁ、その存在自体が妖艶で神秘で、美しさとキモさの紙一重具合が超タイプ
↑私のストライクゾーンのカギはここ。
『キモかっこいい』

KAT-TUNのたっちゃんっ

…っていうか、パソコンのデスクトップの壁紙を芸能人にしたのって、考えてみたら生まれて初めてじゃんっっっ!

昨日見た夢。

2006年04月13日 | 留学【実録フランス生活】
とっても印象的な夢を見た。

…というか、よく「これは夢か?!」と疑ってホッペをつねるシーンが定番ですけど、私は夢の中でもバッチリ痛みを感じます

他にもそういう人いませんかね

それに夢の中での食べ物の味も、しっかり感じるんですよね

まぁ本題の夢の話なんですけど、私が高校生に戻っていて、その日は健康診断の日だったんです。
それで教室に帰るには高~い所まで階段を上らないといけなくて、その階段も何故か建物内ではなく、外にあるんです。
それがビルの10階よりも高~い場所まで上って行くんですけど、足場も悪いし、下を見たら動けなくなりそうなくらい怖いんです。

私がまごまごしているうちに、みんな次々に上りきって、そんな怖い場所に一人ぼっちになっちゃいました。
しかも最後のドアも天井部分に開いていて、手をかける所もないくらい狭くて小さいドアで、もし手が滑ったら下へ真っ逆さまに落ちて死んでしまうような感じでした。
私は足がすくむんですけど、何とかそのドアのフチにつかまってよじ登ろうともがいていました。
またそのドアの中は、肩がやっと入るくらいの狭さで、先に何があるか分からないくらい真っ暗でした。

「…本当にみんなここから入って行ったのかな?」
と不安に駆られ、私はそこへ体をねじ込むのを躊躇していました。

すると誰かが下から支えてくれて、ふいに足場が安定しました。
振り返ると下には知らない男の子(同級生)がいて、私が真っ暗なドアの中へ入るのを躊躇していることを話すと、
「そうか。君には失って困るものがあるから、そこへ入っていけないんだね。僕には何もないから、そこへ入るのも全然怖くなんかないよ。」と私に言いました。

そして私を引き戻してギュッと抱きしめてくれて、キスをしました。
それから彼は私を力いっぱいドアへ押し込んでくれて、その数秒後に小さな「どさっ」と何かが落ちる音がしました。

その男の子は私をドアへ押しやった拍子に、地面へ落下してしまったんです…。

そこで夢が終わりました。
久しぶりに印象的な夢でしたが、何を意味しているのか気になります…