歌うようにゆるやかに(andante cantabile)

マイペースで歌を歌い続けようっと☆

巣立ちの日のために

2008-06-29 16:57:12 | テレビ・映画・本
絵本作家ひぐちみちこさんの子育て論

 「どの子も自分の翼で自由に空を飛ぶことを望み、
 どの子にもその権利があるはずです。
 それなのになぜ、いま、子どもたちは、
 あたりまえに巣立ってゆくことが難しいのでしょう。
 せっかく巣立とうとしている子どもたちを、
 私たち親は、引きとめてはいないでしょうか。」

ある会で反抗期について語り合いました。
ときには壁になって思い切り子どもとぶつかり合うことも必要。
またときには親子は別の人格なんだとあきらめることも大切な
ことかもしれません。親の理想を子どもに押し付けては
子どもの翼を奪ってしまうことにもなりかねません。

おねえを見ていてふと、「そうだ、あと半年もしたら
もしかしたら家を出て行くかもしれない年齢なんだ!」と
気づきました。

おにいは最初から「大学進学で家をでる!!」と宣言していましたから
覚悟ができていましたが、おねえに対しては家にいるもんだと思って
いますから、巣立ちのことを考えてもいませんでした。

生活全般にわたって親に頼りきっているこの状態でよいのだろうか??


  自分の命をまもること
  受身ではなく自ら成長する
  人に支えられていると実感する

こういうことを自分で引き受けようとする、
巣立ちの兆しが見えたときには、エールをおくりながら
ポンと背中を押してやりたいのですが・・・・

巣立ちというとなんだか淋しい感じもしますが
「巣立つことはなにも、別れるとか、離れていくとか、
 淋しいことばかりではありません。顔をあわせていた
 家族が身近にいなくなるのは、もちろん淋しいことでは
 ありますが、巣立たないかぎりは味わえない喜び、
 あるいは親子のまた新しい出会いや、つながりもあるのです。」

いつまでも子どもにしがみつくのではなく、
自分自身も翼をもった大人の鳥として
自由に空を飛びまわりたいと思います。
子どもの巣立ちを邪魔しないためにも・・・
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