以前、比叡山の千日回峰のドキュメンタリーをみました。
昭和５３年の番組。
７年にわたって
毎日４０キロ山の峰々を歩く。
断食もあり
人間の限界に挑む…
挑まれた住職は
さまざまな辛酸を舐め尽くして
仏の道に入られた方で
今までの人生を思いながら
歩き続けていらっしゃいました。
その姿を見て
主人にも尋ねてみました。
「歩いているとき、何を考えている？」
荒行にはおよびませんが
雨の日も
風の日も
雪の日も
朝５時前から１時間ほどのウォーキングを
何年も続けています。
三日坊主の私からしたら
すごいことです。
楽しみというより
修行のような感じ。
「やっぱり、昔のことをいろいろ
考えながら歩いている！」のだそう。
私も
年を取ったせいか
過去を思い出すことが多くなりました。
じっとして思い出すのではなく
からだを動かしながら
昔を振り返ればよいのだけれど。
どれだけ今まで
いろんな恵みを受けていたか。
そして
これからどう歩んでいこうか。
今この時に命の危険にさらされている方たちがいます。
どうか少しでも早く解決しますように。
