マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

被災地から戻りました・・・命の水、自衛隊に感謝!

2011-04-15 00:15:00 | その他乗り物写真館
こんばんわ。

昨日はパソコンの調子が悪くて更新できませんでした。
今日はかなり調子が良いです。

1日遅れになってしまいましたが、今日ははたらくクルマのカテゴリでご紹介いたします。

私が支援に行った被災地は、電気・水道ともにライフラインも壊滅状態。下水道だけは処理場につながっていないと思いますが、とりあえず流せているような状況。
ですので、滞在していた5日間、お風呂に入ることなんてできません。

ちなみに、トイレの雑用水は沢から汲んできた水で流していました。まあ、ひょっとしたらノロウィルスにやられたのも、この辺りに原因があったかもしれません。

口に入る水は、基本的には支援によるペットボトルのミネラルウォーターです。一番多い時で1000人以上いたらしいですから、飲み水と考えただけでもかなりの量が必要だったことでしょう。もちろん、炊き出しでも水は必需品になります。
ただし、支援に行っている我々は、被災者の分をいただく訳には行きませんから、必要な分は全て持ち込みになります。

もちろん、洗い物など論外であるため、使い捨て容器になる丼も持参ですし、アルファ米なんて復路のままで食べてました。ろくなもんは食っていなかったです。

でも、炊き出しとなると、調理器具などの洗い物も必要になるでしょうし、手洗い用には雑用水でなく、やはり真水が必要になります。
その水に関しては、自衛隊さんが運んできてくれます。




給水車はトレーラーになっており、牽引車は自衛隊の輸送トラックとなっています。トラックは後輪1軸車と2軸車が居ましたね。

トレーラーの給水車は小振りですが、どのくらい入るのかな?大体1日1回交代で運んできてくれていたようです。蛇口が片側に3個ついていますので、掃除の時のバケツを濯いだりするのも便利でした。なかなか良くできていましたね。
外の仮設トイレの直ぐ近くに置いてくれますので、手洗いも非常に便利、助かります。

ライフラインが止まっている時、真水の供給は非常にありがたいですね。もし沢の水だけが頼り、なんてことになってしまうと、食事も危なくなってしまいます。いつ指が口に触ってしまうか分かりませんからね。

私は被災者としてではありませんが、この給水車には随分お世話になりました。
水切れにならないように管理しながら運んできていただいた自衛隊さん、本当に感謝しております。沖縄から遥々お疲れ様です。

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コメント (2)
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