マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

キハ82系「おおぞら」:総集編 その1

2008-06-12 01:11:25 | 特急型気動車
こんばんわ。
昨日は60000HITを達成いたしました。たくさんのご来場ありがとうございます。
ネタはまとめ切れなくて苦労はしていますが、持ち写真を全部アップするつもりでがんばっていますので、これからも応援の程宜しくお願いいたします。

さて、今日はキハ82系でも行ってみましょうか。ということで、一番撮影枚数の多い「おおぞら」をアップいたします。

「おおぞら」は、キハ82系を使用して昭和36年10月に誕生した北海道初の特急列車です。運転区間は函館~室蘭本線・千歳線経由~旭川でした。
昭和37年に旭川編成に釧路編成を併結開始。「おおぞら」の原形が出来上がります。一旦は旭川編成が無くなり、釧路編成単独となりますが、その後再び復活したことがあります。
昭和47年から3往復体制となり、しばらくこのスタイルで推移しましたが、昭和56年に石勝線が開通、函館~札幌間が「北斗」と分離されるなどの変遷があります。

私が北海道に渡ったのは未だ石勝線が開通する前でしたので、函館本線滝川から根室本線富良野を経由して釧路へ至るルートを通っていました。
季節はずれの写真ですが、キハ82系「おおぞら」の第1回目をご覧下さい。



昭和55年3月9日 函館駅にて

高校1年生の時、北海道に渡って初めて出逢ったのがこの「おおぞら1号」でした。「はつかり」1M~青函1便を経て1Dへと、往年の優等ルートがつながっていました。
しかし、ストロボは焚いちゃいかんでしょ。





昭和55年3月 札幌駅にて

最初に北海道に行ったときは、どこで撮ったら良いのか全く要領がつかめず、殆ど駅撮りだったような感じです。ローカル線の乗りつぶしをやっていたわけでも無し、昼間なにをやっていたのか殆ど記憶がありません。



昭和56年3月11日 函館本線 大麻~厚別間にて

翌年の同時期に再度北海道を訪れています。すっかり冬の北海道の魅力に取り付かれてしまいました。
この時は前年の経験を生かして、駅間でも撮影するようになっています。
写真は珍しくキハ82をダブルで連結した編成。私が滞在している間、この編成が組まれたまま運転されていたようでした。



昭和56年3月11日 函館本線 白石~厚別間にて(再掲)

こちらも架線下を行く「おおぞら」。直線区間を遠慮の無いスピードで疾走していきます。ファインダーを覗きながらも、車体に舞う雪煙に感動したものです。



昭和56年3月17日 根室本線 富良野駅にて

新得での撮影が終わって札幌へ向かう途中、遅れてきた「おおぞら」とすれ違いました。
写真は普通に撮っていますが、振り返ると私たちの乗った列車が走り出してしまい、友人と二人で列車を追いかけて飛び乗って事なきを得るという危うい場面がありました。
自動閉塞なので、「おおぞら」と同時ベルで発車してしまったようです。いやぁ~、車掌さんにマジで怒られましたよ。
今では富良野駅へ「おおぞら」どころか特急すら通りませんから、思い出とともに貴重な写真となりました。

キハ82系「おおぞら」総集編の第2弾は、また別の機会にお送りしようと思います。第2弾は非電化区間の走行写真を中心にご覧いただく予定です。

次回も楽しみだな。別のキハ82系も見たくなってきたぞ。
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70000HITめざして、がんばれ、日ぴょん
コメント (10)
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