マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

EF65 500番台 「富士」

2007-08-22 03:42:16 | ブルートレイン:機関車・客車
こんばんわ。先程は失礼いたしました。

日付が変わって、今日水曜日は1日夏休みとなりました。なので、ちょっと余裕を咬ましてしまってしみませんでした。

さて、「みずほ」は車両故障のため運休となってしまいましたので、今日はEF65500番台「富士」の写真をお届けいたします。

「富士」は日本初の特急列車で、明治の終わりに東京~下関を結ぶ客車特急として誕生しています。その後運転区間が長崎・博多など変遷がありましたが、太平洋戦争の激化により運行休止となりました。

戦後すぐには「富士」の名は復活せず、昭和36年に東京~神戸・宇野間を結ぶ181系電車特急として再び東海道・山陽を走ることになります。

一方、九州方面には特急「みずほ」が不定期列車として誕生し(実際にはほぼ定期で運呈されていたようです。)、東京~熊本を結んでいました。その後、20系化されると同時に、付属編成を大分行きとして併結するようになっています。

そして、昭和39年に大分編成を独立し、誕生したのがブルートレインの「富士」で、後に運転区間が西鹿児島まで延長され、日本一長い距離を走る特急列車として有名になりました。
登場当初からはしばらく20系が使用されていましたが、昭和50年3月の改正から関西で余剰となった24系24型を使用するようになり、さらに約1年半後には、新製による24系25型にグレードアップされています。

写真のEF65500番台は、20系から24系24型、そして25型化初期の頃まで「富士」の牽引に当たっていました。


昭和50年 今は無き東京駅13番線で出発を待つEF65530牽引 第7列車「富士」

ポケットカメラですので画像が悪くてスミマセン。昭和50年後半の時期くらいかと思われます。50・3改正は過ぎており、客車は既に24系24型化されていたと思います。まだブルトレブームより少し前くらいの頃でしょうか。



昭和52年頃 田町駅にて EF65506牽引の上り「富士」

見てお判りのとおり、客車は24系25型に変わっています。
特急「富士」のヘッドマークは長らく円型のものが使用されていました。その後、ロビーカーが連結されることになり、牽引定数の関係でEF66が牽引することになった際に、山型の特製ヘッドマークに変わっています。
個人的には、この円型のヘッドマークのほうが好きでしたね。山型のヘッドマークは、500番台には似合わないかなぁ・・・?

当時機関車も憧れの的でしたが、20系の「富士」「はやぶさ」「出雲」を牽引する同機の写真を撮りたかったですうぅ。
コメント (4)
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