マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

12系「サイエンストレインエキスポ号」川口駅展示

2007-07-06 00:20:00 | 客車 列車・車両(ブルトレ以外)
今日もつくば万博関係の続きです。
「エキスポライナー」のアップ以来、次のネタに進もうとしているのですが、つくば万博関係のネタが色々出てきてしまい、意外と長続きしてしまいます。
もう少しお付き合いください。

今日のネタは、つくば万博のPR列車として12系を改造のうえ運転された「サイエンストレインエキスポ号」です。
同列車にそんなに興味があったわけでもないのですが、地元に程近い「川口駅」へやって来ることと、記念入場券が発売されることに興味を持ち、出掛けていきました。

つくば万博のPR列車としての使命を与えられた「サイエンストレインエキスポ号」は、ナント開催前年の9月から運転が開始されたそうです。全国で展示されながら行脚するわけですから、それなりに時間も掛かりますよね。そして、万博開催を間近に控えた3月8日に「川口駅」にやってきました。


昭和60年3月8日 川口駅(貨物ヤード)にて 12系改造の「エキスポ号」

川口駅の貨物ヤードに客車列車が来たというのは初めてかもしれません。それだけでも価値があると思います。できれば、東北本線・京浜東北線を跨ぐ橋梁を走っている絵を撮ってみたかったですね。
この時点では未だ貨物駅として機能していた頃ですが、サッポロビールの輸送自体は終了していたと思われます。ですので、この位置に列車を留めても支障がなかったのでしょう。
写真は線路上から撮っているのですが、実はこの写真、私が撮ったものではありません。当時国鉄職員だったのですが、あまり「特権」を行使すると非難を浴びた時代ですので、川口に転勤し偶然居合わせた大宮操車場時代の上司(助役)に頼んで撮ってもらいました。写真が趣味の助役だったので、私のM645を上手に扱えたようです。



昭和60年3月8日 川口駅にて 展示風景「新幹線リレー号」に見守られて

「エキスポ号」の展示風景を撮ってみました。
貨物営業が未だ終わっていなかったので、ワム80000の姿が見えます。現在、「エキスポ号」が留っている辺りは保線用車両の保守基地に、ワム80000が留っている辺りは駐車場になっており、まったく風景が変わっております。
その横を行く「新幹線リレー号」ですが、1週間後の3月14日には新幹線の上野開業を控えていますので、リレー号としての活躍もあとわずかに迫った頃です。

川口駅貨物ヤードの風景、そこにいる12系、185系旧塗装の「新幹線リレー号」と、どれをとっても懐かしい風景、懐かしい思い出です。
もう一言付けさせていただけば、リレー号の脇に顔を覗かせている「いすゞBU4」らしき国際興業バスも懐かしさいっぱいです。
コメント (3)
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