毎週１回、深津絵里とのデートの話。

今日から毎週月曜日は薔薇色の日々が始まる。
詳しく言えば、月曜午後の９時から１０時までだ。
この時間帯、ぼくは深津絵里とデートできる。

俗にいう、月９と呼ばれるドラマである。
ぼくと、ある友人は、深津絵里のことを好きすぎるあまり、妄想ばかりしている。
彼女さえ許すなら、今すぐにでも籍を入れたいだとか、あーんってしてもらいたいだとか。
そんなぼくらに、週１回のデートというのは贅沢の極みだ。


この友人は高校のときの部活の仲間である。
二人とも、受験期（しかも冬）に、彼の名作「恋ノチカラ」を勉強そっちのけで見ていた。
お互い受験は失敗し、代々木ゼミナールで話をしていたとき、盛り上がった。
「お前も見てたのか！深っちゃん可愛いよなぁ。デヘヘ…」

それ以来、彼女の新ドラマがあるたび、「恋ノチカラ」再放送があるたびに、ぼくらは熱く語り合うのである。
残念なことに（本当に残念だが）、彼以外とこの熱き想いを分かち合ってくれる人はいない。
何であの魅力がわからないのか、理解に苦しむ。


確かに誰もが振り向く美女というタイプではない。
それはわかる。もう３０は過ぎているし。
しかし、なんていうか、こう、ギューってしたいの！

仕草とかがカワユイ（死語）の！
そりゃね、さっきも言ったように絶世の美女じゃないし、スタイルがいいってわけでもないよ？
けどね、ギューってしたくなるんだよ。
わかんないかなぁ、この男心！


今日は放送初日だったので、いろんな番組に顔出してたけど、全部見たから！
めざましテレビだけじゃなく、そのために昼にわざわざ家に帰って森田一義アワー見たんだもの。
３０過ぎてハーフパンツが似合うって素晴らしくない？
ももひきじゃないんだよ？ハーフパンツ。

てな感じで今日は一日テンション高めだったけれども、そのせいで研究室見学あるのすっかり忘れてて、遅れて行ったりしたよ。
優先順位は彼女のほうが上だから。


最早、月曜日だけが生きる糧であり、ギューってしたい。