おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

消費税 深まる民主の亀裂

2012-03-22 | 憂国

結局無駄も無くせない、ばら撒きと亡国法案成立に向けて邁進するのみの民主党は不要!!

産経新聞20120322

 消費税増税関連法案の閣議決定に向け、民主党の事前審査は21日も続いた。野田佳彦首相から「任せた」と対応を一任された前原誠司政調会長は修正案を示したが、小沢一郎元代表を中心とする反対派は納得するどころか亀裂は深まるばかり。輿石東幹事長は、小沢氏の党員資格停止処分解除を打ち出して懐柔に躍起となるが、反対派は衆院での法案採決での造反に向けて大義名分を探っているフシもあり、矛を収める気配はない。

 4回目となる社会保障と税の一体改革に関する政策調査会合同会議は冒頭からまたも荒れた。小沢氏直系の東祥三元内閣府副大臣は、岡田克也副総理が自民党側に大連立を打診したことを「どういうことだ!」と問いただした。

 前原氏は「岡田氏は『事実無根だ。連立のれの字も出ていない』と言っている」と釈明するのがやっと。消費税増税に向け、自民党と手を組めば、増税を阻止するどころか、小沢系は一斉排除されかねないだけに東氏らが納得するはずはない。

 小林興起衆院議員は「今すぐ消費税を上げるわけでもないのに3月に法案を提出する必要はない」と断言。「弾力条項に経済成長率の数字が入っていない」との批判も相次ぎ、議論は収束するどころか、ますます拡散。午後5時半に始まった会議は休憩を挟んで午後11時すぎまで続いた。

 小沢系が勢いづいたのは読売新聞が21日付朝刊で小沢氏のインタビュー記事を掲載したことが大きい。

 「条項を修正するとか、公務員給与や議員定数を削減するとか、テクニカルな問題ではない。国民が納得しない」

 これは自らの子飼いに「いかなる修正案であっても反対せよ」と厳命したに等しい。記事を読んだ側近はこう息巻いた。「こうなったら首相を合同会議に引っ張り出すぞ!」

 合同会議直前まで前原氏は「この修正案ならば乗り切れる」と意気揚々だった。党常任幹事会では「政府には反対が強いが、法案に歳入庁創設を盛り込む。与党の意志としてやりきります」と言い切った。

 だが、反対派がこの程度の修正で納得するはずがない。合同会議の1時間前、山田正彦元農水相は「消費税を考える国民会議」の設立総会を開いた。小沢氏が「そういうのはどんどんやれ!」とお墨付きを与えた議員連盟だけに民主党や国民新党などから議員約50人が集結。「徹底的にムダをなくすのが民主党の考えだ。消費税を上げるのはおかしい」(川内博史衆院議員)などと気勢を上げた。

 どうやら小沢氏は、執行部に法案了承を強行させることであえて「火種」を残し、法案採決で造反するための「大義」にしようと考えているフシがある。拳を降ろすにはまだ早すぎる。

 民主党の混乱を受け、国民新党の亀井静香代表も強気を崩さない。輿石氏は21日夜、亀井氏と都内で会談し、説得を試みたが、亀井氏はこう言い放った。

 「消費税法案を出すならば連立に残ることはできないな。そもそも出しても成立しない!」


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