おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

永田町発 憲法の焦点 「天皇編 衆院議員・平沼赳夫氏 「元首」が素直な言葉」

2012-04-05 | 憂国

平沼赳夫氏は「元首」という表現は間違ってはいないと・・・

 日本には125代男系の万世一系で続いてきた皇室の伝統と歴史がある。天皇は古代、「スメラミコト」と呼ばれた。現代の言葉にすれば「元首」しかないのではないか。

 天皇陛下は日本を代表していろいろな所に臨まれるから、諸外国にだって天皇が日本の元首なのだろうと思われている。

 しかし、現行憲法だと天皇か首相か、どっちが元首か分からない。「象徴」と訳した英語の「symbol」は語源となったギリシャ語では「割符」という意味がある。だから、象徴という言葉には抵抗がある。

 みんなが思っている天皇の地位を素直に明確化すべきだ。

 一方で、神武天皇の時代や明治憲法下ならいざ知らず、天皇はずっと軍服をお召しにならず、祭祀(さいし)をつかさどる最高の位の人でいた。天皇陛下も宮中三殿で世界のため、国民のためにお祈りされるのが尊い仕事だ。天皇は日本国民の中心であり、政治や武力を伴わない、しかし権威はお持ちである-そういう意味での元首と明記すべきだろう。

 同時に、憲法では天皇の重要な行為として「祭祀」を明記した方がいいと思う。

 天皇の公務負担を減らすための女性宮家創設を否定するつもりはないが、男系維持をしっかり担保しなければ肯定はできない。

 昭和天皇はよく考えておられて、11宮家が戦後皇籍離脱した後「将来どうなるか分からないから皇族としての自覚を持って行動してほしい」という趣旨で親睦会を作られた。旧宮家の復活という話に対して「戦後民間にいたから品性が下落しちゃってどうしょうもない」という見方や「全部ダメ」という発想は変だ。

 もっとも、皇室典範は皇族が主体的にお決めになればいいことではないか。国民のわれわれが「女系だ」「男系だ」とワーワー議論するのはおかしいだろう。

 現行憲法は占領基本法的な性格があり、成り立ちに大きな問題がある。自分の国は自らの力で守ることができるよう憲法で決めていかないといけない。それによって日本は復権したと言えるのではないか。

 たちあがれ日本は(主権が回復した日である)4月28日までに自主憲法案を取りまとめる。石原慎太郎東京都知事は「破棄して新しい憲法を作ればいい」と言うが、私は国民主権の時代なので国民の合意を得ながらやるしかないと思う。


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