おやじのつぶやき

不動産会社を経営する今年53歳のおやじが日本国を憂い仕事・趣味・健康などをテーマに日々つぶやきます・・・・

朝鮮学校長が金正恩氏に忠誠 思想教育強化を宣言

2012-01-10 | 憂国

補助金や無償化を嘘で獲得せんとする朝鮮総連。
一切の補助はする必要はなく、何らの便宜を図る必要もないのです。

産経新聞20110110

 

 在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が昨年、北朝鮮の金正恩後継体制支持を決めた幹部会議で、神奈川朝鮮中高級学校の校長が先頭に立って正恩氏への忠誠と愛国教育の推進を宣誓していたことが9日、朝鮮総連が北朝鮮に送付したDVDの映像から分かった。同校は、拉致問題など日本に合わせた教育の実施を神奈川県に約束し補助金継続を取り付けたが、実際には3代世襲に基づく思想教育強化を宣言していたことになる。補助金や高校無償化適用への影響は避けられない。

 映像は昨年7月9日、東京都千代田区の朝鮮総連中央本部で上級幹部ら394人が参加して開かれた「朝鮮総連中央委員会第22期第2次会議」の模様を映したもの。13分間のDVDにまとめ昨年10月、北朝鮮に送られた。北朝鮮の民主化に取り組むNPO「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)が入手し、公表した。

 映像の冒頭、朝鮮総連の実質トップ、許宗萬(ホ・ジョンマン)責任副議長が「敬愛なる金正日将軍様と尊敬する金正恩大将同志の領導(指導)に従い、新世紀の在日朝鮮人運動をたゆみなく進める」と朝鮮総連として初めて正恩氏支持を表明した。

 

 各地の幹部らも続けて支持表明したが、際立ったのが、参席した朝鮮学校関係者32人の代表として演壇に立った神奈川朝鮮中高級学校のカン・ムンソク校長だ。校長は「1世から2世、3世に引き継がれてきた忠誠、愛国の代を4世、5世、6世に引き継ぐ道を開く任務がわれわれ幹部にある」と正恩氏ら金一族への忠誠に触れ、「学生たちを自分の領導者と祖国を知る愛国の柱に育てる上で、学校の位置付けは非常に重要。われわれの事業が愛国運動を左右する自覚を持って教育事業を進めている」と金体制への忠誠を中心にすえた教育の推進ぶりを強調した。

 朝鮮学校への補助金支出をめぐり、神奈川県は拉致に関する教育内容を問題視し、約6千万円の補助金見直しに着手。同校は拉致事件の記述を訂正した教科書を提出し、拉致問題を扱った授業の実施を約束して補助金継続を取り付けた。同様の教科書は同校に歩調を合わせるように別の地域の朝鮮学校からも文部科学省に提出され、無償化適用に向けた動きを後押しした。

 東京都や大阪府など、補助金の停止や大幅削減に踏み切る自治体が相次ぐ中、日本側から資金を勝ち取った「英雄」として校長が代表に選ばれた可能性が高い。しかし日本の実情に即した教育を担保に補助金を引き出しながら、実際には逆の思想教育強化を宣言しており、神奈川県や国は補助金継続や高校無償化について再考を迫られそうだ。